136件のひとこと日記があります。
2014/06/01 22:08
かけがえのない馬 2014日本ダービー
今日の朝は夢など見ることもなく起床しました。ただ「今日はダービーだ」という、フワフワとしている緊張感だけがあった感じです。
私は物理的に、府中に乗り込むのは不可能! Twitterを使って、リアルタイムでダービーの雰囲気を楽しむことに決めていました。(結果、1日でiPhoneを2回充電する事態に)
午後になり、テレビでの競馬中継が開始。
ダービーの前に京都のメインレース・安土城ステークス。ミッドサマーフェアが動かない…、ああ、動かない…。
敗戦にショックを受けながら、いよいよダービーの発走を待つばかりに。本馬場に17頭の優駿が、姿を現しました。
私の応援する馬が登場。
「1枠2番、橋口調教師のダービー初制覇に向けて、かけがえのないこの1頭。ワンアンドオンリー!」
弥生賞の予想をしているときにこの馬の良さに気が付いて、皐月賞では本命にして、当然、ダービーでもそうしようと思っていたハーツクライ産駒。馬体重はプラス4kgと、皐月賞からの成長を物語っていました。
それからしばらく、やや静かな、これからの出来事を受け止めるにふさわしい時間が流れました。そしてスターターが階段を上って、場内のボルテージは最高潮になっていきます。最後の係員がゲートをくぐり出て、そののちゲートが開いて「祭典」は始まりました。
すぐに私は声を上げてしまいました。ワンアンドオンリーが、なんと先頭をうかがえるような位置に。前走までは、後方につけてコーナーを回り、直線を向いてようやく追い込む、という競馬をしていたこの馬が、先行している…?
決してそれは、この馬にできないことだなんては考えていませんでした。むしろ、いずれはやってくれるだろうと思っていました。ただ、それはあくまでも古馬になってからの話で、ディープを破ったときの父ハーツクライの再現のような競馬を、4歳になってからすると思っていたのです。
まだ3歳春、私はこのレースも後方待機の競馬をするという気になっていました。その驚きに包まれたまま、直線を迎えます。
イスラボニータが来る、そしてワンアンドオンリーがそこに競り合っていく……。その後は2頭の世界でしたね。力強くワンアンドオンリーが首を出して、ほんのコンマ数秒後にゴールはやってきました。
ああ、応援していた馬がダービー馬になったのか、という感慨深さ。もう泣きそうでした。
橋口調教師は2008年のダービーで2着、そして横山典Jはその年のダービージョッキー。そんなことにも気づいて、その感慨深さがさらに膨らんでいきましたね。
30年後の「優駿」や「ギャロップ」にも、「ワンアンドオンリー」という文字列を見かけることができます、きっと。それだけ7000分の1という栄誉は偉大なのです。
レース後、菊花賞は目指さずに来年のドバイ遠征を見据えることが発表されました。さらに、父が3着に敗れたキングジョージに来年挑戦するプランがあることも、橋口調教師が示唆しました。ワンアンドオンリーの父ハーツクライはドバイシーマCを、母父タイキシャトルはフランスG1のジャックルマロワ賞を勝った日本調教馬です。
世界がこの馬のことを呼んでいるでしょう。どうかそのプランが実現されるまで、無事に成長していってくれれば…。
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ぴかりんさん
ダービーから一週間経って、あらためて良いダービーだったな!と思い返しています!
ワンアンドオンリーの今後の活躍、イスラボニータの逆襲!トゥザワールドやトーセンスターダムの巻き返し、また、取り消したウインフルブルームの復活、個人的にはタガノグランパの陣営の路線決断などにも興味あり、秋が楽しみになっています!
AIRさんのダービー後記、楽しく拝見させていただきました!ありがとうございました! -
ぴかりんさんがいいね!と言っています。
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みなさんありがとうございます!
ハーツクライのスタミナを伝える力は物凄いですね。ヌーヴォレコルトだって母父スピニングワールドですよ…。
そして、ワンアンドオンリーは菊花賞を目指すことに決定したそうです。ここで母父タイキシャトルが悪いほうに出ないか心配でありますが、彼らしいレースをして来年につなげてほしいですね。 -
最後の博徒さんがいいね!と言っています。
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競馬王しんちゃんさんがいいね!と言っています。
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ナイスさん
こんばんわ(^^)
ワンアンドオンリーやりましたね。
ハーツクライ産駒2週連続!
ジャスタウェイと共にハーツクライ産駒の世界制覇!?
となるか! -
きんぐかずさん
応援お疲れ様でした。そしておめでとうございます。
それにしてもハーツクライの種牡馬としての底力、恐ろしいまでのものがありますね。中長距離だとディープを超えるのか?とさえ思わされます。
ワンアンドオンリーの今後も楽しみですね -
きんぐかずさんがいいね!と言っています。