171件のひとこと日記があります。
2016/10/09 18:19
ハーベストカップ振り返りと明日の注目点
ハーベストカップはエゴイストがスタートから先手を取ってそのまま逃げ切り勝ち。これで芝1000mでは無敗と盛岡芝スプリントでは敵なし状態。来年もこの出来なら同じ洋芝の函館や札幌の芝スプリントに挑戦するのも面白いかもしれない。
2着ウインミラージュもエゴイストを見つつ好位から競馬をしたもののエゴイストが止まらず2着。それでも一度ブレークビーツにかわされたように見えたがそれを差し返すのだから根性がある。ダート短距離でもある程度目処が立っており、楽しみな馬だ。
3着ブレークビーツはやはり距離が短いか。それでも一度2番手まで上がってきた辺り盛岡芝の適性は高い。ダートは移籍初戦で大敗しているもののこちらも1000mのスプリント戦だったので距離が伸びてどうなるか。
4着ダイワマッジョーレは切れ味鋭くブレークビーツにクビ差まで迫るもののそこまで。年齢的な衰えもあるのだろうが洋芝に直線の坂とパワーが要求される馬場が合わないのかもしれない。
タイセイメテオとトドイワガーデンはさっぱり。トドイワガーデンは芝が合わないということで納得しておく。タイセイメテオは予想以上に負けたなぁ・・・。今のタイセイメテオにはスプリントは忙しいのかもしれない。
さて、明日は南部杯。それに去年3歳の2番手スペクトルが長期休養から復帰と楽しみな一日。
南部杯の予想はまた明日するけどスペクトルについて。
昨年の岩手3歳でかなりの注目を受けていたロールボヌールがみちのく大賞典を前に屈腱炎で休養と聞いたときはスペクトルが世代の代表として戦うのだろうと思っていた。知床賞こそ5着に破れたもののその他では連を外さない安定感。成績で見れば今年の岩手ダービー馬エンパイアペガサスに匹敵するものがある。
敗れたレースの勝ち馬は大井で好走するフロムミートゥユー、牝馬初のみちのく大賞典制覇を成し遂げたミラクルフラワー、先日ライズライン、ラブバレットを下したシークロム、そしてロールボヌール。
かなりのハイレベルの馬たちである。フロムミートゥユーがちょっと場違いな感じがあるけどこの馬には敗れた後すべて先着している。
これほどの馬たちと戦ってきた馬なのだ。もちろん成長著しくなる時期に長く休養したため能力が大成しない可能性も十分ある。
しかし、岩手の強い馬たちは怪我を乗り越えて強くなった馬が多い。スペクトルも、そして北海道に移籍したロールボヌールも怪我を乗り越えて全国区に挑める馬になって欲しいのが本音。
まずは復帰戦、無事に走り終えて欲しい。