第36回若駒賞　予想

◎ベンテンコゾウ
○サンエイリシャール
▲ミスターシーバス
△リュウノチーノ、ニードアフレンド

岩手2歳三冠の初戦、若駒賞。重賞競走として施行された過去10回(2007年は水沢開催の特別競走)の勝ち馬すべてが3番人気以内と人気馬が強いレース。

本命は2戦2勝のベンテンコゾウ。2戦共に余裕のある勝ちっぷりで混戦模様の今年の岩手2歳で抜けた実力を持っていそうな馬。サウスヴィグラス産駒なので距離延長の懸念はあるがマイルまでなら大丈夫だろう。余談だが母母ヌエボトウショウとなかなかの血統。ここを勝って岩手2歳の頂点に名乗りを上げて欲しい。

対抗は重賞勝ち馬のサンエイリシャール。前走は馬体重大幅増で重賞を差し切り勝ちと体ができてきた印象。フサイチリシャール産駒でこちらは距離が伸びても良さそう。

ミスターシーバスは前走ビギナーズカップ3着。大崩れはしない堅実さがあり頭は厳しくとも馬券内は十分か。

あとはサンエイリシャールに完勝したこともあるリュウノチーノ、ここ2戦は馬体重減で苦戦も状態が戻れば実力上位のニードアフレンドに印をつける。

近年の勝ち馬はその世代を代表する1頭となっている。注目したい一戦だ。