トウケイニセイ記念振り返り + 今日のスペクトル

まず、今日の水沢競馬場の展開を見ると10レース中8レースが逃げ切り勝ちというとてつもない前残り馬場だった。
そんな中で先行争いでミラクルフラワーが先手を取りきったというのは大きかったといえる。例年より速いタイムが出る馬場状態だったのも小柄なこの馬には味方したと思われる。
いずれにせよ、みちのく大賞典を牝馬ながらに制した実力は伊達ではなくシーズン後半勝ちきれなかったこの馬には良い締めくくりとなっただろう。

2着アントニオピサは最内を利用してなんとか先手は取りたかっただろうがミラクルフラワーと村上騎手の勢いにしてやられた形。阿部騎手も出ムチで先手を取ろうとはしてるのだが・・・。
間違いなく現在の岩手馬では上位の実力なのだがどうにも勝ちきれない。

3着ナリタスーパーワンは前残り馬場に泣いた形。もともと中央でも中団から上がり上位の脚を使うタイプ。前が止まらない状態ではむしろよく伸びたと思う。来シーズンに期待したい。

印をつけたデルマオカルはミラクルフラワーについていくも力が足りず後退。重賞路線ではまだ力不足と言ったところか。とはいえまだ明け4歳。ダート馬ならまだまだ伸びしろはあると思うしこれからに期待したい。


話は変わって自分の好きな馬のスペクトルが最終レースに出走。
金沢から移籍初戦のオープンベルトの2着となった。正直なところメンバーは手薄だと思ったしなんとか勝ちきってほしかったがオープンベルトにまんまと逃げ切られた形。
復帰してから初めて先手を取れず、なんとか追走してるように見えたので出来落ちだったのかなと言った感がする。
冬期間でゆっくり休養してまた来シーズン頑張って欲しい。そして復帰後の勝利や願わくば重賞勝利を見たいものである。