赤松杯 振り返り　＋ナムラタイタン引退

展開はある程度予想通り。ナムラタイタンがハナを取ってペースを作る。ゴットフリートとアントニオピサがしっかりマークをする展開ではあるがいつものナムラタイタンならここから引き離していただろう。実際ゴットフリートはついていけず後退していった。
しかし、イーグルカザンが中団から一気にまくっていくと直線に向いてナムラタイタンとアントニオピサを突き放して完勝。強い競馬を見せた。

ナムラタイタンが予想外の結果だった。11歳ということもあり衰えで頭を逃すことはあるかもしれないとは思っていたが勝ったイーグルカザンから9馬身差、2着のアントニオピサにも3馬身つけられる完敗だった。

アントニオピサはナムラタイタンをしっかりマークし、ナムラタイタンを負かすための競馬をしていた。その分、後ろから来たイーグルカザンに屈したという見方もできる。ナムラタイタンのマークが必要なくなった時、イーグルカザンとの着差がどうなるか気になるところである。

ナリタスーパーワンは重い馬場がこたえたか。
それ以上に重い馬場に苦しんだのはサンエイホープか。僅差のスマートレジェンドも苦戦しているのでまだ力が足りていないのかもしれないが。まだ4歳、今後の成長に期待したいが。



さて、岩手の大将として長い間頑張ってきたナムラタイタンが引退を発表。この赤松杯の結果を重く見たのでしょう。それに、種牡馬入り出来たということはオファーもあったわけで、いい引き際だったのではないでしょうか。11歳と高齢になってからの種牡馬入りなので厳しいところはあると思うが、是非ともいい馬を出してくれることを願っています。
長い間お疲れ様でした、第二の馬生が良いものになることを願っています。


蛇足
ニコニコ生放送でやってるリアルダビスタの企画を見てたりするのだが、いつかナムラタイタンつけてくれたりしないかな・・・