シアンモア記念 振り返り

だいぶ遅くなったがシアンモア記念の振り返りを。

結果を見て思ったのはこれは買えなくてよかったなと。

まずスタートを見ると本命、対抗に推した2頭が行き脚つかず後方に。どちらも押し上げていったためここで脚を使ってしまったのが振るわなかった要因かなと。同じような感じでミラクルフラワーも出遅れ押し上げパターンで振るわなかったと思う。

上位2頭は対照的にスムーズなスタートからすんなり先団へ。印をつけたジャーグラットがハナを切る展開となった。
4コーナーでジャーグラットが力尽きると番手にいたプリムラブルガリスとユッコ、そして内からブラックサンダーが抜け出してくる。
直線に向くとユッコがやや遅れて2頭の争いかと思いきや残り100mを切ってからのユッコの脚がすごかった。前で争ってる2頭を鮮やかに差し切り重賞初制覇をここで成し遂げた。


気になったのはアントニオピサ。割とどこからでも競馬できるタイプだが今回鞍上が促しても先行集団に取り付こうとせず後方からになった。最後は上がり最速で来ているもののあのスタートから行き脚がつかなかったのはどうにも気になる。


今回の感想としてはスタートで明暗を分けた部分が大きかったと思われる。ユッコも能力の高い馬ではあるがやり直したらまた着順の変わるレースでもあるかと思う。岩手古馬路線はまだまだ混戦となりそうだ。