第45回 南部駒賞 予想

◎マッドドッグ
○ゴールドシンボル
▲ヒガシウィザード
△スタークニナガ、ブレシアイル

創設から常に岩手2歳のチャンピオン競走としての位置にある南部駒賞。過去10年は2012年のオグリタイムを除き地元岩手のデビュー馬が勝利と生え抜きが強いレースだった。が、今年は岩手に抜けた馬がおらず移籍してきたニッポンダエモンやチャイヤプーンも回避。遠征勢優位の見方が強い。

本命はマッドドッグ。道営で2勝、それもうち1勝はダートグレードでも好走したサザンヴィグラスを破っての勝利。前走鎌倉記念も2着と実績は最上位。大井の真島騎手が乗りに来ていることから、ここを制覇して南関へと言ったところか。

対抗にゴールドシンボル。デビュー2戦はいまいちだったがその後に体が出来てきたようで前走は認定未勝利ながらなかなかのメンバーのJRA認定戦を勝利。初めての道外遠征で結果を残したい。

ヒガシウィザードは知床賞2着。逃げたブレシアイルを捉えに言ったら更に後ろのスタークニナガにやられた格好。地力は上位にあるのではないかと。ただ唯一馬券内を外した2走前が門別内回りコースで似たようなレイアウトの水沢競馬場をこなせるかがやや気がかり。

スタークニナガは前哨戦の知床賞勝ち馬。人気薄ではあったが見事な末脚で差し切り勝ち。門別では常に1000m戦で今回更なる距離延長に挑む。知床賞の勝ちタイムは優秀なので距離さえこなせれば。

地元勢筆頭のブレシアイル。逃げ馬故に厳しいマークを受けているが今回は前走の大敗やメンバーが揃ったことで楽な逃げを打てるか。ただ、ローテーションには疑問があり評価はかなり下。意地を見せて欲しいが・・・