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2017/11/19 12:19
第30回 ダービーグランプリ 予想
◎スーパーステション
○ベンテンコゾウ
▲フリビオン
△キングジャガー、ムーンファースト、ストーンリバー
悩み中クラキングス
岩手3歳、そして地方3歳の大一番の位置づけを取り戻しつつあるダービーグランプリ。今回で30回目の節目を迎え、今年からは3歳秋のチャンピオンシップ最終戦として対象レースの勝ち馬には報奨金が与えられるようになった。南関から重賞馬の参戦はないが高知からボーナス対象のフリビオンが参戦していることから意義のあるシリーズになるのではないかと思われる。
本命は道営のスーパーステション。今シーズンの始動は遅かったものの勢いは素晴らしく7戦6勝2着1回と充実。前走の走破タイムも翌日のA1クラスより1秒以上早く道営古馬相手でもトップクラスの実力があると見た。初の遠征、初の2000mと不安要素はないわけではないが本命視したい。
対抗は地元のベンテンコゾウ。今シーズンは岩手の三冠ではなく道営の三冠路線に挑戦。北斗盃、北海優駿と勝利し二冠を達成。三冠目の王冠賞ではスーパーステションに離された3着。それまで先着していたストーンリバーにも敗れたがどうやら夏負けがあったらしく体調は悪かった模様。海を越えての遠征3連戦も堪えたかもしれない。地の利を活かしてスーパーステションにリベンジを期待。
三番手評価は高知二冠馬フリビオン。目下9連勝中で前走は西日本ダービーで西日本地区3歳の頂点に立った。エンジンの掛かりが遅めなのはネックだが末脚は強烈。有力馬に先行馬が多いため流れが向きやすそうなのも好材料。西日本の頂点から全国区の頂点へ駆け上がれるか。
地元岩手二冠を制し三冠に挑むキングジャガーは上記3頭に比べると戦ってきた相手は楽と言わざるをえない。今回は胸を借りるといった印象だが粘り腰は一級品。内枠を活かして逃げ粘りを測りたい。
MRO金賞を勝ったムーンファースト。サラブレッド大賞典は後手に回って大敗したが西日本ダービーでも2着と地力は確か。食い込めるか。
唯一の南関重賞馬のストーンリバー。古馬相手でやや苦戦しているが2歳時にはヒガシウィルウィンを破ったほどの素質馬。昨年勝ち馬トロヴァオもハイセイコー記念以来の勝利をここで挙げている。復活の狼煙を上げられるか。
クラキングスは前走の心房細動の影響が気になるところだが2000mで一番の実績はこの馬だろう。軽視したくはないが現時点では悩み中。