JRAが大阪杯のGI格上げを検討〜について

個人的には賛成です。

同じ距離帯のＧ１レースを粗製乱造するのはナンセンスだと思いますが、距離別にレース体系を整備するという意味ではアリではないかと考えています。

現状、春の古馬中長距離路線でＧ１が春の天皇賞だけというのはずっと違和感がありました。

国内の目標レースがないために現状ではドバイなどへ海外遠征をする馬が多くなっています。
しかし海外遠征による馬への負担を考えるとやはり国内で目標となる中距離のＧ１レースが春開催にあるというのは大きいと思います。

また距離別のレース体系が整備されることは馬産の観点からも有益ではないかと考えています。
多様な種牡馬・繁殖牝馬がその血を後世に残す余地が生まれる、という意味において歓迎すべきではないかと考えています。

特定の距離だけに重きを置くことで血統の多様性が失われていき血統的な行き詰まりが発生することを距離別チャンピオンを輩出するレース体系が整備されることで回避できるのではないでしょうか。