募集時所感

来年の振り返り用にメモ。

■アルレシャの2013（牝）
栗東、石坂正厩舎。ディープｘMarju で桜花賞馬マルセリーナと3/4同配合。
２代母レーヴディマンは名繁殖レーヴドスカーの全妹。
さらに母の全妹に愛１０００ギニーのBethrah。
測尺は小さいが、半姉のレッドアナベルも同時期同サイズで１年後の現在は444kgまで
増やしてきている上、さらに成長の余地が見てとれ、この子も問題ないと判断。
人気になると予想されたため、第一優先にて出資決定。

■アルウェンの2013（牝）
祖母アドラーブル。
ノーザンテーストｘトニービンｘネオユニで機動力と成長力に特化した配合という点で好感。
またこの時期の牝馬としてはしっかりしており、バランスもいい。
血統面から脚質としては先行脚質になると思われ、その意味でも小さいよりは馬格があったほうがより能力を発揮できそうでよいと思われる。
中〜長距離がベストと思われ、オークス出走にこぎつけてほしい一頭。
栗東、大久保龍志厩舎も水準以上の厩舎成績で○。
当初予定にはなかったが出来のよさが目立つので出資決定。

■マンドゥラの2013（牝）
伯父にManduro（欧Ｇ１を３勝）、イトコにワールドエース。
安心安全の栗東、安田隆行厩舎。
距離はマイル〜２４００までこなせそう。
募集時では測尺が小さいが、顔形、馬体のバランスがよく小さくみせない。
４月初旬生まれで腰高なことから馬体に関しては不安はないと判断。
雰囲気があり、無視できない魅力を感じた。
こちらも予定してなかったが即出資決定。

■ショウダウンの2013（牡）
叔父に仏２０００ギニー馬Aussie Rules。
母系に豊富なナスキロ血脈をもち、ロブロイの黄金配合。
半兄と同様、しっかりとした胴まわりで心肺能力が高そう。
半兄レッドリーガルはまだﾃﾞﾋﾞｭｰ前だが、育成状況がすばらしく兄弟そろっての活躍を期待。
兄と同じ栗東、笹田和秀厩舎も水準以上の厩舎成績で○。

■フェアリーバラードの2013（牡）
■エポカブラヴァの2013（牡）
美浦、藤沢和雄厩舎。馬優先主義。
好みの分かれる厩舎だと思うが、私はアリ。近年G1タイトルにこそ手が届いていないが、常にリーディング上位をキープしているのはさすが、の一言。

２頭とも馬格があり、できの良さが目立つ。

フェアリーバラードは名牝系バラード一門出身。
叔父Sligo Bayは米Ｇ１ハリウッドターフカップＳ勝ち馬。
上の兄弟がコンスタントに準ＯＰ級で活躍しているとはいえ、割高感は否めない。
迷った結果、出資最低基準である母出産時年齢14歳であり、この母の子の最後の出資機会と思い出資決定。

エポカブラヴァはダート馬としては良血でお買い得。
叔母にパーソナルエンスンＨ（米Ｇ１・ダ１０ｆ）のPassing Shot。
父と同じ厩舎で父カジノドライヴのなし得なかったベルモントＳ制覇を期待。
浪漫に一口。こちらは迷わず即出資決定。

■タイムトラベリングの2013
叔父に地方中央含めてダートＧ１・５勝のタイムパラドックス。
ゴールドアリュールｘブライアンズタイムは地方中央含めてダートＧ１・９勝エスポワールシチーと3/4同配合。
あきらかにダート狙いの配合で牝馬にでたためか、募集時価格はG1でも最安値の1000万。
牡馬なら２〜３倍以上はしただろうなぁ、というダートの良血馬。
馬体だけなら、個人的には募集時カタログ＆DVDでみたかぎり、この馬が東サラ＆G1の募集馬の中では一番好み。
ゴールドアリュールの数少ない牝馬の活躍馬、フーラブライド、スペルバインドと同様にダートというよりはむしろ阪神、中山あたりの力のいる芝こそが真価を発揮するのでは？と思われる。
美浦、古賀慎明厩舎は水準以上の厩舎成績で○。