嗚呼、東京優駿

メイショウサムソンの頃から、ほぼ毎年東京競馬場で観戦しています。
自宅から往復１万円以上の交通費はかかります。
だいたいゴール前のスタンドを陣取りますが思い返すと
ゴール後に歓喜していた記憶がありません。
ワグネリアン、レイデオロ、マカヒキ、ドゥラメンテ
ワンアンドオンリー、キズナ、ディープブリランテ、オルフェーヴル
エイシンフラッシュ、ロジユニヴァース（これは見に行かなかった）
ディープスカイ、ウオッカ、メイショウサムソン

レース終了後そそくさとまだ余韻に浸っている客の隙間を通り抜け
後悔の念でタバコを１本
遠くを見つめながらエスカレーターを降り
チケット改札の冷たい雰囲気を通り抜け
数時間前には希望に溢れていた駅からの通路を
はずしてもまだ何か楽しそうにしているグループと共に折り返します。
新宿駅に着くとそこには日曜日を楽しく過ごした若者で溢れ
さっきまでの景色が幻覚だったかのような気持ちにさせられます。
中央線のホームに立って翌日からのことを考えます。
帰りくらい贅沢しようとグリーン車を予約します。
勝っても負けても寿司を食う理論です。
レース１時間２０分後くらいの東京発１７：０３の新幹線に間に合ってしまいます。

まだ競馬新聞を見つめています。
レース回顧で動画を見ます。
何が間違っていたのか・・・・・
なんであいつは俺の買わないときに限って走るのか・・・・
なんであいつは俺が勝ったときに限って負けるのか・・・・

この繰り返しでした。

今年こそは・・・。
６年ぶりのバースデイダービー
しかも年男です。

バースデイダービーは
１番人気が人気通りに勝利しています。
キズナ、タニノギムレット、トウカイテイオー

負けるわけにはいきません。