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2014/07/19 19:22
浜中騎手と川田騎手
夏競馬真っ盛りですが、今日は騎手に商店を当ててみたいと思います。
リーディング上位を見ていると、見事にそれぞれの年代がいるわけです。
40代は3位の岩田騎手と5位の蛯名騎手。
30代は1位の戸崎騎手と2位の北村騎手。
そして次の世代を担う20台は4位の浜中騎手と6位の川田騎手。
まず、浜中騎手ですが、勝ちの数に対してG1勝利は少ない。
2008年の菊花賞以降、2013年のフェブラリーステークスまで勝ちがないのです。
騎手の難しいのは、別格の馬に出会う「運」が必要なのかなと思います。
腕に対してずいぶん運に見放されていますが、ようやくG1級の馬として出てきたのは、今年のNHKマイルを制したミッキーアイルでしょう。
ミッキーアイルはずいぶんくせの強い馬に見えますが、うまい具合に浜中騎手は乗りこなしていますね。
しかもこのところスター不在の逃げ馬。
去年ブレイクしたトウケイヘイローとも違ってずいぶんフラフラしていますが、それでも3歳ベストマイラーまで連勝してきたのですから、たいしたものです。
ミッキーアイルはまだ3歳。
5歳まで走ったとしても浜中騎手にずいぶん試練を与えてくれるのではないでしょうか。
この運をつかんで、次の出会いを見つけてほしいものです。
次に川田騎手ですが、インタビューとかでも生真面目な印象ですね。
川田騎手のすごさは、その勝率です。
勝率0.191。つまり2割近い。
どちらかというと慎重な乗り方ですが、気性の荒い馬をうまく手なづけている印象です。
岩田騎手の騎乗停止で乗ったジェンティルドンナでは、オークスでレコード勝利ですから、驚くものです。
川田騎手もこれまで出会いはなかったのですが、なんと言っても3歳最強ともいえるハープスターが彼のパートナーでしょう。
ハープスターは苦手な馬場もなく絶対的な追い込みができる反面、ずいぶんとマイペースで本気をなかなか出さない走りが目立ちます。
たぶん器用な騎手が乗ったら、力をまったく発揮できないかもしれません。
この気性をコントロールすることで、川田騎手もまだまだ成長できるのではないでしょうか。
すでにこれまでトップだった騎手が40代後半になる中、新たなスターとして二人には活躍してほしいものです。