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2014/05/31 22:33

瞬間、心、重ねて?ダービー出走馬徹底解剖PART2?

PART1に続き出走馬の分析を行います。

6番ショウナンラグーン(吉田豊 大久保洋)は7戦2勝2着1回の成績。青葉賞では後方から33秒8の豪脚を使ってダービーへの優先出走権を獲得しました。何と言っても、祖母がメジロドーベルというのがこの馬の最大の魅力ではないでしょうか。昨年夏の函館からコンスタントに使われていますが、レース内容は走るごとに良くなっています。パフォーマンスが飛躍的に向上した最大の理由が脚質転換。好位差しから一転、控える競馬を覚えてからはその末脚の鋭さに一段と磨きがかかりました。瞬発力勝負は望むところ。とにかく直線までロスなく進めるかがポイントでしょう。大久保洋吉先生を最後のダービーに連れてきたドーベルの血が騒ぐかに注目です。

8番スズカデヴィアス(酒井 橋田)は5戦2勝2着0回の成績。未勝利勝ち直後のすみれステークスを勝っての皐月賞は0.9秒差の14着。さすがに一気のメンバー強化は厳しかったようです。前走の京都新聞杯では0.4秒差の6着。直線で差は詰めていますがこれが現状の力でしょう。このメンバーでは厳しいと言わざるを得ません。

9番アズマシャトル(松山 加用)は6戦1勝2着2回の成績。新馬戦勝ちの後、千両賞ウインフルブルームの2着、ラジオN杯2歳Sではワンアンドオンリーの2着と早い段階から世代トップクラスと差のないレースをしてきました。しかしその後の3戦の成績は物足りないものです。前走の京都新聞杯でも13着と距離にも不安が残ります。現状では厳しいでしょう。

10番ベルキャニオン(戸崎 堀)は7戦2勝2着2回の成績。母クロウキャニオンからはボレアスカミノタサハラなど毎年のように有力馬が出ています。デビュー当初から世代の強豪と差のないレースをして来ていますが、勝ちきれないレースが続きました。しかし前走のプリンシパルステークスでは今までの惜敗が嘘のような勝ちっぷり。持ち前の瞬発力は2勝2着2回の東京コースでこそ発揮されます。それは共同通信杯でイスラボニータと0.2秒差だった事からも明らかです。東京コースならイスラボニータとの差はそれほど大きくないのではないかと思えます。
気掛かりなのが臨戦過程。惜敗続きのため必要以上にレース数を消化してしまっているため蓄積疲労が心配です。出来ることなら、スプリングSを負けた時点で皐月賞はパスしてダービーに向けたローテーションを組んでもらいたいところでした。
しかし追い切りの内容からは出来はむしろ上向いていると言え、好勝負が期待出来そうです。

11番ハギノハイブリッド(ウィリアムズ 松田国)は9戦3勝2着2回の成績。勝ち上がるまでに時間を要しましたが、初勝利以降レース内容が一変。前走の京都新聞杯では2分11秒0の好タイムで勝利しました。東京2300mというダービーに近い設定を経験しているのも魅力。左回りになってもその破壊力抜群の末脚が鈍ることはないでしょう。ただ必ずしも瞬発力勝負がプラスになるとは言えないでしょう。持久力が問われる展開が1番良いと思えるだけに、ウインフルブルームの取消は気掛かりです。
この馬の面白い所がその血統です。サンデーサイレンストニービンブライアンズタイムの御三家の血が全てこの馬の中には流れています。瞬発力、左回り適性、勝負強さをそれぞれの種牡馬から受け継いでダービー制覇なんて場面があるかもしれません。

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