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2014/07/22 20:37

両雄、現る。?グラスワンダーPART1?

1999年の有馬記念から14年半…
日本競馬史上屈指の名勝負に挙げられるその一戦で4cmの大接戦を演じたグラスワンダースペシャルウィーク

デビューから器の違いをまざまざと見せ続けたグラスワンダーは朝日杯3歳ステークスを制して97年の3歳チャンピオンとなった。翌年は外国産馬にクラシックが開放されていなかったため、その目標はNHKマイルカップとなった。しかし骨折により戦線離脱。秋に毎日王冠で復帰するも覚醒したサイレンススズカ、同期でNHKマイルカップを完勝したエルコンドルパサーの前に離された5着に敗れてしまう。折り返しのアルゼンチン共和国杯も敗れ休み前の輝きを取り戻せずにいた。そして叩き3戦目の98年有馬記念でとうとう本領発揮をすることになる。

エアグルーヴの引退レースとなったこの年の有馬記念は同期の2冠馬セイウンスカイが1番人気。グラスワンダーは4番人気だった。

レースはセイウンスカイが菊花賞とは異なり逃げに拘らない展開となり、極端なスローペースで流れた。グラスワンダーは馬群中団で折り合い3コーナー過ぎから進出。セイウンスカイエアグルーヴを尻目に堂々と直線で先頭に立つ。さらに後方から進出したメジロブライトとともに叩き合いを演じたが、懸命に迫るメジロブライトとは対照的に終始余裕のある走りを見せたグラスワンダーがその追撃を抑えて復活のゴールを駆け抜けた。強いグラスワンダーが戻ってきた瞬間だった。

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