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2015/10/25 01:52
血統考察大トリ
最近、一気に日記を更新しすぎたせいで、いいねやコメントを把握できていないことが多々あります。
返信できていないことも多いと思います。本当にすみません。
さて、本当は土曜の昼にでもやっておきたかったのですが、菊花賞当日になってしまいました。
最後の1頭です。
今までも怪しかったですが、この記事は、考察とは名ばかりの、ひたすらレッドソロモンの血統を褒め称えるだけのものです。
ちなみに、私は自称血統派ですが、ソロモンの出資理由はこれから書き連ねる考察とは「まったく関係ありません」
単に、サドラーズウェルズ系、リファール系、ニジンスキー系という3本のノーザンダンサー系のラインが美しかったと言うだけです(わらい)
それも、母父サンデーサイレンスで、父ノーザンダンサー系、母ヘイルトゥリーズン系のニックスともなっていて、そこに惹かれたからというだけだったりします。
<レッドソロモン>
父メイショウサムソン 母父サンデーサイレンス
・メイショウサムソン
=血統=
父はサドラーズウェルズ系のオペラハウスで言うまでもなく、欧州の重厚な血統。
母父はリファール系のダンシングブレーヴ。
リファールは日本でも種牡馬としておなじみのモガミを出しているように、非常にパワー溢れる血統ですが、ダンシングブレーヴはその中にあって恐ろしく切れる脚を持った追い込み馬でした。
リファールは、リイフォーを通じて名マイラー(中距離まで対応)のニッポーテイオーも出しているように、スピードもあるタイプのようです。
ニッポーテイオーの時代だと日本も今よりも時計のかかる馬場だったでしょうし、重い馬場をものともしないスピードを出すタイプなのかもしれません。
牝系を遡ってみると、4代母に天皇賞と有馬記念を制したガーネツト。
この天皇賞は3200mのものなので、そのスタミナは疑いようがないでしょう。
そのガーネツトにフォルティノを掛け合わせたのが、曾祖母エール、フォルティノといえば、その末裔にはタマモクロスやビワハヤヒデがいる重厚な血統(ビワハヤヒデの父シャルードはあんまりスタミナ色がないとか言ってはいけない)
そのエールにプリンスリーギフト直子サンプリンスを掛け合わせたのが、祖母ウイルプリンセス、プリンスリーギフトというと、テスコボーイ系のイメージから軽い印象がありますが、サンプリンスは恐らく母系の影響から非常に欧州的な重い種牡馬だったようです。
そして、その重厚に重ねた牝系に欧州の雄ダンシングブレーヴを掛け合わせたのが、母マイヴィヴィアン。
もう、なんていうか、考察なんて不要なくらいこれでもかとスタミナを詰め込んだような血統です。
ダンシングブレーヴが種牡馬として即時日本競馬に対応したほどのスピードを兼ね備えていたからか、サムソンは水準以上のスピードも持ち合わせていましたが、血統的にはスタミナが遺伝しないと考える方が無難しい血統です。
=京都適正=
サムソンの京都競馬場での戦績は[1-2-0-2-0]と、1度も掲示板を外した事がないほど京都は得意です。
この手の得手不得手も遺伝することが多々あるので、ここ最近のサムソン産駒の京都での躍進は偶然でも展開の綾でもなく、京都適正の現れでしょう。
ソロモンの場合は確かに3戦して掲示板が1回だけと散々です。
未勝利戦で1回も好走できていないから苦手だといわれることもありますが、ブリンカー装着前、悪癖が露呈して修正に躍起になっていたころで、レースどころではなかったころなので、得手不得手関係ないでしょう。
以上のことから、父からは豊富なスタミナと京都適正を受け継いでいる可能性は十分にあります。
続く。