札幌記念とハープスター

最初の３ハロンが34,9

5ハロンが58,4

トウケイヘイローの作り出したラップは過酷なまでのハイラップになった

元々ゲートが速いくせに前半はヤル気がないのか、競馬を知ってるのかというハープスター

今回は中段まで行くのか！？という勢いも一瞬見られたが１コーナーでは指定席
その後ろにゴールドシップというすでに駆け引きがされているような展開

おそらく横山典弘騎手は外から被せるイメージがあったはずであったが先に動いたのはハープスターであった

前半インで脚を溜め、後半外に出し動かし更に抜け出し突き抜ける

これこそ父であるディープインパクトのレース振りであり、ハープスターにおける完璧な騎乗である

同じように力を見せつけたゴールドシップ
ジャスタウェイと共に日本代表の最強ともいえる三頭が凱旋門に挑む訳だが
去年のオルフェが負けた時、真っ先に頭に浮かんだのは【ハープスター】の名前である

勝ち負けは別として現役最強馬に力勝負で勝って世界に挑む事に感謝し、拍手を送りたい

しかし札幌記念のレース後、不思議と頭に浮かんだのは凱旋門ではなく、ジャパンCと有馬記念にハープスターか挑む姿だった

ハイラップのレースならば日本一フェノーメノ

キズナ、エピファ

この三頭との対戦である

想像しただけでしびれてしまうドリームレースである

いつかその日が来る事を期待して無事帰国することを願う

ハープスターはドリームホースである
自分の知らない使えていないギアをまだ隠している

いつか覚醒する日が来る事を心から願っている