803件のひとこと日記があります。
2015/02/01 19:47
羽生善治全局集第2巻が14日に発売
羽生善治の20代前半の快進撃。
1990年から1994年の名人位獲得までの全278局の棋譜を完全収録した第2巻が14日に発売されることになった。
前年に初のタイトル(竜王位)を獲得したが、90年に当時二冠を保持していた谷川浩司に敗れて失冠。しかし翌年に南芳一から棋王を奪取すると、谷川から竜王を奪還する(最終局は翌92年1月だった)。92年には王座、93年には棋聖(当時は、棋聖戦は年2回行われていた)と王位を獲得して五冠王となる。
ところがその93年に佐藤康光に竜王位を奪われて四冠に後退する。
しかし翌年にA級1期目で名人位への挑戦権を獲得すると、米長邦雄名人相手に4−2で初の名人位を獲得して五冠王に返り咲く。
そんな第2巻は424ページにも及ぶ(2640円)。
何でかって?
現在でもそうだが、羽生さんは常に複数のタイトル戦に出ていて、解説が詳しく載っている対局が多いこと。
これだけタイトル戦に出ていれば当然のことなのかもしれないけど。
最初の第1部は第52期名人戦全6局を当時の羽生自身の自戦記で。
第2部は恐らく他のタイトル戦。
第3部はそれ以外の一般棋戦
こんな感じになるのではないか?
まぁ、第1巻もそんな感じだし。ただページ数が110ほど多くなるからね。
現在でも名人位を始めとして王座、王位、棋聖の4冠を保持しており、11日からは棋王戦5番勝負も始まる。
14日の発売が楽しみだ。
競馬観戦が終わったらさっそく本屋に飛んでいくつもりだ。