競輪
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2015/05/20 10:09
仕込まれた「ウイルス」
Ｈ１９年の正月開催。今まで見たこともない「１月６日」金杯スタート。
しかも、７日間開催という異様日程！
１月５日は金曜日だったのだから、４日連続競馬（金土日祝）にすればいいのに。４日連続で馬場が持たない…となれば３日開催もしかたなかろうが、それでも例年どおりの１月５日スタートになぜしなかったのか？
だが、この年はその１日の不足分を１０月の開催を９日間開催とすることで、すでに競馬番組＝日程は決まっていた。
こうして、史上初の５日目秋華賞・７日目菊花賞・９日目天皇賞秋という「ウイルス番組」が登場した。
夏の「馬インフルエンザ発症事件」は、その後の出来事であった。
つまり、インフルエンザ事件がなくとも、すでにウイルスは発症していた。事件は、すでに感染していたウイルスが増殖をしただけ＝１１月開催等の変更。
翌年Ｈ２０年には、態度は一変。通常通りの１月５日スタートで、しかも祝日利用はなしの８日間開催。
では、Ｈ１９年とは何だったのか？いうまでもなく、「国際パート�宜馥�り」元年であった。しかし、レーティングをみたしていないことから、グレードは認定されず、やむなくＪｐｎ重賞という苦肉の策を導入させられた年であった。
こうしてＨ２２年までは、通常開催に戻っていたのであるが、Ｈ２３年に事態は一変する。
東北大震災の発症、いや発生である（笑）
３月１１日の発生で、競馬は中止。そして、３月２１日（祝・月）競馬開催というウイルスがよみがえる。１０月には、東京のみ１０日（祝）に開催。地方競馬の南部杯を東京代替で行うというＴウイルス競馬が実行された。こうして９日目天皇賞秋はＨ１９年以来の開催となった。だったら、１２月２３（祝・金）にも競馬を行えばいいのに、なぜかやらないんだなぁ〜。１月あまりも中止された関東競馬の不足分を補う絶好のチャンスなのだが。
実際、翌年のＨ２４年には天皇誕生日にやっており、阪神カップは９日目になっていたぞ。
そう、この年は９月も１０月も１２月も「祝日利用」で９日間開催。
そして１月は変則「７日開催」というＨ１９年同様の初代ウイルス状態であったのだ。
とにかく、なんやかやで「祝日利用９日間開催」、「６日間競馬」や「１２日間競馬」、はては「４日間競馬」というウイルス開催は状態化して現在に至っている。競馬法改正で、合法的に処理されているわけだが、もはや過去の経緯を暗記することも不可能（汗）
今年Ｈ２７年は、前代未聞の１月４日スタートで９日間開催。正月開自体は久しぶりのウイウル、いや変則開催。
１月５日（月）スタートだと、どうやっても７日間や９日間の変則奇数日程にはできないから、強引に１月４日（日）スタートにしたわけだよね。
確かに法律的には、日曜だから四日でも施行できるわけだが、それだと職員は休日返上で三日に出勤ということになる。そこまでやる必要はないというのが常識だろうと思うが、Ｊ様にはそうせざる得ない理由があるのだろう。Ｈ２６年１月が９日間開催であり、今年も２年連続で９日間開催を強行した。
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