史上２度目の「取消戦」オークス

ざっと調べたら、グレード制の歴史以来、「出走取消」は２度目のオークスとなった。
その１度だけの「取消戦」はＨ１５年（第６４回）＝マル外解放初年度で、勝ったのは三冠馬スティルインラブだが、２着は大穴のチューニー（春姫）であった。
メジロラモーヌ以来の三冠馬だから、やはりこの年も「巨大粗大ゴミクラシック」だったのだろう。
ちなみに、昨日片岡先生の本を熟読して知ったのだが、ダービーでの出走取消は、和製ラムタラ＝フサイチコンコルド＝初の６月ダービー＝Ｈ８年（第６３回）であった。これも、まったく異様な「戦歴」であったことは誰もが認めるところ。

今朝の単勝人気をみると、なんと意外やルージュバックが１番人気ではないか！
確かに、トライラルを一切無視した戦歴は、注目に値する。同じように考えた人がけっこういるのだろうか？（笑）
まあ、実際は、「きさらぎ賞などの走りっぷり」が高い評価を受けたせいだろうが、あのような「マインドコントロール」を理由に馬券は買えない。

オークスといえば、私が若いころは毎年のように「競争中止」があった印象があるけど、取消ってのはほとんどなかったんだぁ〜。

さて、今日も一日研究に没頭するが、単にトライアルの設計だけでなく、そこへ至るルートと状況もよく調べて検証する必要があると本に書かれていたので、しっかりとノートにプロファイルを書き込みたいと思います。