競輪
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2016/04/06 16:24
不振のＴＲ群
近年不振のＴＲ。弥生賞・スプリングＳ１着からの春クラシック戴冠は、Ｇ制度発足後の３２年間で、１１対１３とほぼ互角。秋の菊花賞まで含めると、１６対１８でこれもほぼ互角。
一方、ダービー馬がＴＲ勝ち以外から出ているのは３２年間で２０勝。昭和時代のシリウスシンボリ、ダイナガリバー、メリーナイスに始まり平成に入りウイナーズサークル、アイネスフウジン、トウカイテイオーと続き、指定制度が始まったＨ７年からタヤスツヨシ、フサイチコンコルド、サニーブライアンとまたまた３年続いた。こうなると、次も３年連続か？
案の定、Ｈ１１年からアドマイヤベガ、アグネスフローラ、ジャングルポケットと３年連続。そして間をおいてＨ１６年のキングカメハメハ、Ｊｐｎ�技�代のウオッカ、ディープスカイ。
さらに国際Ｇ�欺蘿�度＝Ｈ２２年にはエイシンフラッシュ、Ｈ２４年からはディープブリランテ、キズナ、ワンアンドオンリー、そして昨年のドゥラメンテという史上初の４年連続ＴＲ空洞化とあいなったのが日本競馬の歴史である。
それにしても、３２年間で２０回は弥生賞・スプリングＳの勝馬が来ていないと事実。そしてその２０頭のほとんどが「すねにキズもついわくつき」の戦歴馬だった事実に驚く。
近年、最後の３冠馬オルフェーヴルがスプリングＳからの優勝を果たして以来、Ｈ２４年から実に３年連続でダービー馬が出ていない。わずかにロゴタイプの皐月賞、キタサンブラックの菊花賞が残念賞的にクラシックタイトルをもらっているにすぎない。
特に、Ｈ２５年のキズナ、Ｈ２７年のドゥラメンテと「ＴＲを使わない」ルートが近年は目立つ。
この「ＴＲ空洞化」ダービー馬の元祖はシリウスシンボリにさかのぼる。２冠馬ではトウカイテイオー、昨年のドゥラメンテを加えた３頭はいづれも重賞未勝利・ＴＲ重賞には出走すらしないという「異例のローテ―ション」を選択して、初参加のクラシック勝利を成し遂げている。
- プリン
- シリウスシンボリ
- ダイナガリバー
- メリーナイス
- アイネスフウジン
- トウカイテイオー
- タヤスツヨシ
- フサイチコンコルド
- サニーブライアン
- アドマイヤベガ
- アグネスフローラ
- ジャングルポケット
- キングカメハメハ
- ウオッカ
- ディープスカイ
- エイシンフラッシュ
- ディープブリランテ
- キズナ
- ワンアンドオンリー
- ドゥラメンテ
- オルフェーヴル
- ロゴタイプ
- キタサンブラック
