競輪
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2016/04/28 09:55
競馬の基本
ウインズは絶好の「市場調査」の場となる。
メイン後には、専門紙が捨てらており、それらを拾ってみれば、「トンチンカンな印」がつけられているから、いかに「ハズレ馬券」を買っているかよくわかる。
それらの新聞の中には、まっさらな新品状態のものもけっこうあり、昨日もそれを拾って帰ってきた（笑）。
昨日のメインはＳ�靴靴蕕気�賞。なんと５２ｋｇが６頭と半数、５３ｋｇも１頭。５２ｋｇとは「Ｂ１クラス」以下。前走でＢ２を勝ち上がったばかりとか、Ａ２以下戦のハンデ戦で勝ったＢクラス馬といった馬たちだ。要するに、５２ｋｇ馬とは「論外、ミソッカス」の類である。だが、そんなクラス編成と斤量の意味など「おかまいなし」。それが「平均的な競馬歴５０年の老人」たちなのだ。
毎日競馬に来て、毎レース「三連複」を１５点から２０点を買う「社長風」の好々爺と席を並べたが、かの社長が最終レースで、新聞みて「これ前走Ａ級でているから格上だよね？」の問いに、「いやいや、斤量みてください、５２ｋｇでしょ。つまり、格下のＢ級で出走しただけですよ」と説明。
だが、ここで考え欲しい。およそ、私のような競馬フリークも、競馬歴５０年毎日ほとんどあたらない老人も、「競馬の成績」はあまり大差ないのだ。これが日本の競馬の難しいところ。８枠連複という超いいかげんな馬券すら、なかなか当たらないというこの実態は何なのか？
片岡先生いわく、馬券が簡単すぎるから、逆にそれをコントロールする側は、おそろしく難解な馬券を提供しているのだ。「強い馬が人気通りに勝つ」というオリンピック的な競馬が行われれば、競馬は成り立たない。そこでは、巨額の資金力を持ったももだけが、勝ち続ける寡占状態が生まれる。
まあ、最低限、南関のクラス編成と斤量ぐらいは、覚えておいて損はないと思うが、それだけで馬券が当たるようになるわけでもない。競馬は、その先の研究が必要なのだが、少なくとも「斤量や記号の意味」を考えることが、競馬の達人への一歩となるのは間違いないと思う。
春の天皇賞はなぜ「５８ｋｇ」で争われるのか？
そこには３億円のジャパンカップや有馬記念とは、まったく異なる意味があるのだろと推察できるのではないか？
- トンチンカン
