競輪
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2016/06/15 13:42
芝かダートか？
関東オークス。
前走、牝馬ながら端午を勝った４枠５番ディーズマジェスティ（藤原辰厩舎）は、８月の新潟で、芝１６００ｍの２歳新馬勝ちから、札幌２歳Ｓにも出走した「クラシック志向」の馬。
だが、１０着という結果に「芝を見限った」のか？３戦目は交流の門別・エーデスワイス賞（牝馬限定Ｊｐｎ�掘砲暴仭�、４頭の中央馬では最先着の３着と、一応の結果を出した。
その後は、中央ダート５００万平場勝から、主流ローテのＯＰ戦、ヒヤシンスＳ・昇龍Ｓと使い、前走の端午Ｓでは追い込みと決めて１着した。
一方、ＧＣ解説陣の本命は、４番のブライトリング。
こちらは１２月のダート１８００ｍの新馬勝ちから、５００万９着、３戦目でダート１６００ｍの５００万平場を勝った「生粋のダート馬」。
このほか、門別デビューのタイニーダンサーは１０月のエーエルワイス賞・１１月の北海道２歳優駿と交流重賞を２連勝。端午Ｓ８着、青竜Ｓ６着と今ひとつだったが、着差からは見限れない。
関東オークスは２１００ｍという未知の長距離戦。しかも、最も重いダートの川崎コース。
だから、距離適性を重視するという考え方もあろうが、それ以前に、芝デビューかダート志向かという観点が必要ではなかろうか？
まず、昨年のホワイトフーガ。
中央ダート１８００ｍ新馬デビュー。２戦目２着、３戦目で５００万ダートも勝ち上がったが、なぜか色気を出して「芝のフラワーカップ」へチャレンジ、最下位１６着とトンコロを食らった。その後は、ダートに戻り、登竜門の伏竜Ｓ７着後、端午Ｓを連勝。
ホワイトフーガも、端午Ｓは８番人気での勝利だから、この時期の３歳ＯＰは人気具合はあまり関係ないとみるべきだろう。８番人気で勝ったから、フロックだとはいえない。
一昨年は、エスメラルディーナ。
こちらも、中央ダート１６００ｍの新馬勝ち。だが、２戦目は芝のＯＰジュニアＣ勝ち。さらには、桜花賞ＴＲでも３着という芝・ダートを問わない馬だった。
３年前はアムールポエジー。
中央芝デビューも勝てずに３戦目でダート降格。６戦目でようやくダート１８００ｍの未勝利勝ち、続く７戦目の５００万ダートを連勝。
４年前はアスカリーブル。
こちらは地方の園田デビュー。中央には挑戦せず。南関へ転厩し、ユングフラウ賞、東京プリンセス賞と王道を歩んだ。
５年前はカラフルデイズ。
小倉芝デビューも４戦目でダート降格、未勝利勝ち。８戦目でダート５００万勝ち。ダート歴では、「１４００ｍ」以下しか経験なし。しかしながら、関東オークスではなぜか１番人気だった。
以上、たった５年の例のみだが、「距離経験」は関係ないとみてよいだろう。
１勝目に戸惑った場合は、未勝利・５００万と連勝して臨む馬が望ましい。
なお、芝のデビュー戦を勝った馬は過去１０年以上みても勝馬にいなかった。勝浦ピンチ？！
- マジェスティ
- ブライトリング
- タイニーダンサー
- ホワイトフーガ
- エスメラルディーナ
- アムールポエジー
- アスカリーブル
- カラフルデイズ
