競輪
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2014/04/21 11:08
サインの歴史
サイン読み馬券術の番外編。暗号の歴史について。古代のポリビオスの暗号表が元祖みたいなものだ。もっとも、外国語は全部、暗号ともいえる。
昔の単純な暗号では、ニイタカヤマノボレとかトラトラトラとかのような符丁を使っていた。世界大戦となると有名な日本軍の紫暗号（パープル暗号）などがあった。
だが、こういったものは暗号表が漏れてしまえば、その時点でアウト。
現代では数学的な変換によるサインなどが主流となっているようだ。だが、そのような機械的な暗号とは違ったゲーム感覚の暗号もある。いわゆるゲームの論理。（数学のゲーム理論とは異なる）
昔からサイン馬券術というのはあったらしいが、公の出版物で一般的になったのはやはり、初代タカモト先生の本がはしり。だが、このようなゲーム理論体系ができた裏には、ＪＲＡからのリークがあったと、今の私は思っている。
そういえば、スーパーひとしくんの草野仁さんや、キャロットファーム代表の手島（元ＮＨＫワシントン支局長）は東大出だ。ＪＲＡの職員もみな東大出。それとなくヒントを出せば、頭脳優秀（ペーパーテストに限ってだが）な彼らならその意図を十分に汲めるだろう。
で、ゲームの論理でキーとなるのが、アイウエオ五十音表やトランプという誰でも知っているもの。つまり公開暗号キーというやつだ。しかし、昭和５０年代に公開暗号なんて用語はまだ知られていなかった。なんとも斬新なアイデアである。だから、それらはきっとＪＲＡからリークされたものをもとに誰かが研究・発展させたものだと思える。
その後はさらに、片岡先生の競馬番組理論という勝馬選定のプログラムそのものに迫るという高級な手法が公開されているが、これもある老人のヒントがもとになっているというから、元祖が誰なのかは不明。きっとＪＲＡ元職員か職員からのリークが元であるとしか思えない。
昭和の終わりごろに、タカモト式、中山一考式が発表され、のちに秋月薫や東家銀二という第二世代が登場した。まあ、人ととおり、出版された本はほとんど私は読んでいるが、今思うとそれぞれが、基本的に的を射ていたものと納得できる。
ただ、それらをもっと正確にするための微調整が必要なんだと最近知った。
- サイン
- ニイタカヤマ
- トラトラトラ
- パープル
- タカモト
- ロット
- ファー
- ワシントン
- トランプ
