厩舎作戦

中央は厩舎の数が多いので特にチェックはしていないが、南関東競馬の場合はかなり適度な数なので適当だと思う。
かつてタカモト先生（初代）は「かつて厩舎は一日一勝の原則」といっていたが、「最近は固めうちする傾向にある。厩舎も一度にまとめて身上金がほしいから」といっていた。今から３０年ほど前の話だ。
確かに南関競馬の結果を見ていると、１Ｒ勝った厩舎が２Ｒも連勝というケースがままある。今週でいえば、蛯名厩舎と久保与蔵厩舎が固めうちした。特に久保厩舎は在籍馬２４頭の小規模厩舎。今年まだ２勝という厩舎だったが、一昨日と昨日で２勝２着２回。蛯名厩舎は２日間で３勝。
考え見るにそもそもが、同一厩舎・騎手・馬主が一日に何度も勝ったことで、かつて馬券の発売は禁止された。八百長だと世論が煽ったせいもあるが、八百長の真偽はともかく、それが原因で国がすべてコントロールする今の中央競馬会が設立されたわけでから、「一日１勝の原則」というものがあってしかるべきだったろう。
ちなみにその馬券発売団体（民間）の社長が武豊の先祖だ（姓は違う）。「武豊」が上手いとかいう幻想は捨ててほしい。馬の血統より、騎手・調教師の血統を調べたほうがはるかに役に立つ。ただ、そのての資料は手に入りづらいでしょうなぁ。