巨大コンピュータと枠順

オークスは稀にみる異様な枠順となった。これでは、多くのファンも本当に抽選？・・・と疑問を持ったことだろう。
だが、多くのファンがそこでとどまり、もう一歩先へ踏み込めないので、結局、あてずっぽうの血統だ、コース適性だ、騎手の巧拙だという、見当はずれの方向に進むことになる。
もっともサイン派でも、ＪＲＡの巨大コンピュータ＝スパコンがすべて暗号も含めて枠順を作っているという人もいる。
だが、国営時代から中央競馬時代を含めて、現在のような高性能のコンピュータはなかったはずだ。それこそナサやＣＩＡ、軍隊規模のコンピュータなら可能だろうが、真空管・トランジスタの時代にそれはちょっと現実的でなかったと、私個人は思っている。
やはり、今も昔も枠順は人間が作っているはずだ。もちろん、ある程度、パソコン程度の利用はするだろうが、あくまでも基本的な枠組みと勝馬選定（３着まで）は人間の仕事だと思う。