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2014/05/27 23:46
ダービー特集(騎手編)
かつてマルゼンスキー、アローエクスプレスの中野渡、柴田正人などがダービーに出走できなかったり、騎乗をさせてもらえる涙を飲んだ・・・などというドラマがあるほど、ダービーをしかも「1番人気」で勝つことが一流騎手の夢であるそうな。
「ダービーに出たい!」と大粒の涙をご飯の上にこぼした・・・なんて話もあるくらいだ。
もちろん、私はそんな話はトウスポのプロレスの記事と同じレベルのものと思っているが、多くのファンはこの手の話を本気で信じているかもね。
しかし、そんな時代もはるか昔。平成12年に国際化5か年計画が始まり、番組表は再編成されたし、番組変更の嵐は毎年、これでもか!とわんばかりに続いている。
いやな時代になったものだ。
そして、平成7年に鳴り物入り?で導入された「指定制度」。この「指定制」と「国際化」により、クラシックには地方所属馬の優先出走権や外国調教馬の最大8頭とか10頭だかの出走枠も規定にうたわれるようになった。
しかし、現実はどうか?
地方競馬のブロック代表制などはあいつぐ地方競馬の閉鎖で、うやむやになり、外国馬なんて出走すらない(1頭くらいはいたのか?)
今やジャパンカップにすら来ないだろう。
だけど、よぉ〜く考えてみよう!地方馬・外国馬に現実とはかけ離れた数の出走枠を設けているが、実際に出走できる馬はまずいない。
ところが、最近のダービー・ジョッキーはどうなっているだろうか?
デムーロ、安藤、内田、岩田と3人もの地方馬いや[地]騎手と外人騎手が、あっさりと勝っているのだ。近年中に戸崎も仲間入りか?
そもそも、騎手時代に苦労した調教師が多いのだから、ダービーが騎手にとってどういうものかは最初のドラマ話をあげるまでもなくよく知っているはず。だとしたら、なぜに、厩舎ゆかりの中央の騎手でなくて、カク地やカク外の騎手を乗せるのか?
よくまあ、ほかの騎手が黙っているよな。こんな競馬学校も出ていない連中に、勝たれて悔しくないのか?
と私ならおもうのだが・・。
蛯名や福永という生え抜き、柴田善臣といういぶし銀もいるけれど、彼らにダービージョッキーの栄冠を!・・・という厩舎やファンの思いは今年も届かい可能性が高いんだろうな〜。