競輪
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2014/05/29 14:08
オルフェーヴルのダービーは１１Ｒだった
ダービーはかつてずっと９Ｒだった。多分１９６０年から。Ｈ５年の「皇太子殿下御成婚奉祝」（５枠１０番ウイニングチケット）のときとか。そういえば、弟の秋篠宮殿下が結婚したのはずっと前で平成２年。紀子様の十二単（じゅうにひとえ）でアイネスフウジンの単勝１２番＝１２単を読み切った。それが１０ＲになったのがＨ１４年のギムレットのとき。以来、これは現在も原則だ。後日Ｊｐｎ�気箸気�のぼって訂正された牝馬ウオッカのときも１０Ｒだった。
ただ、地震を口実にどうかは知らないが、１１Ｒ施行はＨ２３年のみの１回キリのワンアンドオンリー、戦国「無双」だ。最終１２Ｒ同日施行のはずの目黒記念は土曜日に変更された。
そして、現在のプラットフォームは２年前のＨ２４年からで、２回東京１２日という奇妙な日程の１０Ｒ。近い将来、また３回東京４日に戻るかどうかは不明だが、きりよく、３回東京８日というような新・正規日程に調整してもらわないと、なんか収まりが悪い。
実質第１回のディープブリランテは一応皐月賞３着の優先出走権保持馬。しかもスプリングＳ２着という皐月賞・優先出走権ももっていた。だが、昨年の新１着賞金２億円というこれまた実質第１回のキズナは、２着となったエピファネイアと仲良く弥生賞で５着４着と「指定制競馬」における優先出走権取得に失敗した「密入国者」同士だった。
エピファネイアは皐月賞でかろうじて２着をとり、ダービー自体への優先出走権をとったが、優勝馬のキズナはまったく優先出走権をもたないアグネスフライトと同じ存在であった。
２回東京１２日という異様日程とは別に、昨年第８０回は「８０周年記念事業」により文化祭のような番組だったから、正規「指定」制度下の優先出走権とはまったく無縁のダービー馬誕生という特異な現象が生まれた。
今回のダービーは「皇太子殿下行啓」などのサブタイトルが付かなければ、２回東京１２日・１０Ｒ施行・１着賞金２億円という土台でおこなわれる初の正規戦であろう。
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