参考レース

昨年第１５回ＪＣＤの勝馬は昇竜Ｓ勝ちのクリソライト。だが、今年の昇竜Ｓは距離を１４００ｍに短縮され（開催も５月の京都から３月の中京へ移設）、勝ったのは牝馬のコーリンベリー。彼女はユニコーンＳにコマを進めて２着となった。桜花賞出走は伊達ではなかった。
クリソライトの同枠は大井のダービー３着（羽田盃２着）のソルテだった。ダービー馬インサイドザパークは４着。
そして昨年２着はこれも旧・昇竜Ｓ２着のエーシンゴールド。だが、同枠にはそのインサイドザパークがおり、彼は羽田盃３着ダービー１着。
つまり、ＡＢの同枠は地方のクラシック馬券媒体馬がいたということが注目に値する。
３着はケイアイレオーネ。前走、ユニコーンＳで１１番人気ながらいい末脚を見せていただけに、距離延長のこのレースでは勝馬のベストウォーリアに先着した。そしてこのＣ枠も同枠には大井のダービー１番人気で６着・羽田盃１着のアウトジェネラルがいたのだから、まさにオペレートの完璧さを垣間見た一戦であった。
だが、今年はおそらくこの展開にはなるまい。
なんといっても、昇竜Ｓの移設による不在。鳳雛・青竜Ｓの新設！
そこに意図された「死海文書の外伝」を知らずして、１３年ぶりの三冠も何もあったものではない。