第１４回アイビスサマーダッシュ

まず、素朴な疑問。クイーンＳと同じ「３０００万円超過馬は２０００万円ごとに１ｋｇ増」という規定だが、３歳馬の基本斤量が違う！
クイーンＳは３歳５２ｋｇに対してアイビスＳＤは３歳５３ｋｇ。
そもそもこの時期の世代間アローワンスは３ｋｇで距離は不問。よってアイビスＳＤの規定が正しいのだが、クイーンＳはなぜに１ｋｇの緩和を３歳馬に許しているのか？
アイビスＳＤで３歳馬の勝利は第５回（ＴＭチュラサン牝５１ｋｇ）と第６回（サチノスィーティー牝５１ｋｇ）のみ。
一方、クイーンＳは２０００年（Ｈ１２年）から古馬戦となり、３歳馬は過去１４回中に４勝している。割と３歳馬に有利だということは結果にも反映されているようだ。そもそもがこのクイーンＳは「３歳馬限定」レースだったからその遺伝子が残っているのかも？
さて、アイビスＳＤだが、実績的に唯一の増量馬は牝５５ｋｇ馬の３番フォーエバーマーク。昨年ハクサンムーンの２着、キーンランドＣ１着だから当然だが、２番人気とは不当だろう。断然の１番人気でもいいのではないか？
１番人気は「今年新設の」韋駄天Ｓを勝ったセイコーライコー。フォーエバーマークは５５．５ｋｇのハンデで２着。ここはフォーエバーの頭ではないだろうか？
ゲストからははっきりしたサインがないが、歌は「千の風になって」とか。原題の歌詞をみると、私は死んでも「永遠に」生きている・・・という趣旨の歌だから、フォーエバーはよく似合うだろう。
私を２番人気にしないでください・・・
私は昨年の２着馬です・・・
ハクサンムーンとも戦った勇者です・・・
私は、死んでいません・・・
今日は勝ちます・・・？！
直線の鬼、村田君に期待します。新設レースは勝馬より２着馬も何かと本番で勝つ傾向もあるしな・・・