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2014/08/10 18:53
泥縄はいかん(馬券夏期講座1)
競馬の基本、それは泥縄の禁止ではないだろうか?
つまり、「勝馬」を追いかけるな!ってこと。逆に言えば、前回負けた馬、負けが続いている馬を狙えということになろう。
たとえば小倉大賞典を勝ったから小倉記念でとか、新潟大賞典を買ったから新潟記念とか。そいったケースもたまにあることはあるだろうが、基本的にはない。
同様に、ユニコーンSでどんな鮮やかな勝ち方をしようと、レパードSでは来ることは少ないと思う。
番組表理論的にいえば当然で、「コースも距離も同じまたは同様」ということは逆に言えば、レースの設計・目的が正反対だからだ。多分、クラシックの三冠レースも同様に考えるべきなのだ。
そしてサマーシリーズも基本的には同じ馬が勝つはずはない。シナリオが特殊になっている場合は逆に連勝ということもありえよう。その辺の流れを読むのが正しい馬券検討のあり方だ。
初期の高本先生の本でいえば、「サラブレッドの脚はのこぎりの歯=ジグザク」だというのも、そういうことが基本になっている。(当時はあからさまに競馬が芝居だとは言えなかった)
当然、厩舎への賞金配分という点でも、同じ馬が勝ってばかりでは「平等の原則」は保てない。
マスコミに代表される人気馬に踊らされずに、あくまでも人気薄・不当に人気な馬を狙うという姿勢を徹底していきたい。
まあ、どうかん考えても負ける気がしないという連勝馬もたまには出るのだが、それはそれで逆に見切ることができるだが、その辺の感覚は長い経験が必要かもしれない。