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2014/08/11 14:53
戦艦大和の神話
珍しく面白い記事が「文藝春秋」にあった。この雑誌、まさに事実誤認と虚位・妄想が主体の右翼雑誌なのだが。
その中で「戦艦大和」の記事。大和が美化されたのは戦後のある本などによるものだそうだ。まあ、水戸黄門の話と似たようなものらしい。面白かったのは宇宙戦艦ヤマトで原作者(松本先生)は本当の大和乗組員の屍骸が出るシーンも考えていたが実現しなかった。そして、ガミラスは日本の敵だからアメリカ軍のはずなのに、日米安保があるので、実際は日本の同盟国だったナチスドイツのパロディーになってしまった!(笑)
戦艦大和は本来、出撃するつもりはなかったが、「一億総玉砕の先兵たれ!」という理屈で出撃したが、けっきょく後に残った人間はその約束をほごにして、降伏して生きながらえた。
その結果、「一億総玉砕はなかった・・・」という現状が生まれた。
かわりに大和は当時から人格化され、戦後は神格化され現在に至っている。
もっとも、日本や大和がなんで「ヤマト」と訓読みされるのかは誰も知らない・・・(汗)
こんな国があっていいのか?
さて、難しい話になったが、タカモト式も番組表も知らないでは「一億馬券ファン、総玉砕」も笑いごとではないんじゃないかな。
まあ馬のデキがわかります!・・・って人は別ですが。