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3221件のひとこと日記があります。

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2014/08/29 12:13

競馬・基本概念(1)

初期のタカモト先生の馬券本では、「サラブレッドの脚はのこぎりの歯」という表現であった。つまり、毎回、全力では走らないということ。これは厩舎の作戦として当然でもあろう。だから、「ローテーション」とか「目標レース」ということが正統派の間でも言われる。
となれば、毎回、実力だの指数だのという単純なスカラー量をもとに、馬券検討するのが、いかに無謀なことか理解できると思う。
要するに、馬券になる馬は「時と場合による」ってことなので、そのキーとなる条件は競馬新聞の馬柱に書いてあるデータからは、そもそも読み取れないものであると私は考えている。
地方競馬(南関)では、サインは少ないが、露骨にクラス分けが威力を発揮している。ほとんど、いや、毎日、「下位クラス」からの上り馬が昇級戦で圧倒的人気になるのだが、ほとんど馬群に沈むよね。
つまり、前回、「目一杯の競馬」をしている以上、次はお休みが厩舎の原則。まして、連勝している馬は、「相当のストレス」がかかっているから、どこかで休ませる必要がある。
って解釈が「正当競馬風」に見てもなりたつ。(本当はそんなことないのだが)
これは正当競馬でもいわれるが、「クラスが上がれば、わざと2着、3着を繰り返した方が賞金を稼げる」なんてこともあるね。実際に、それをやったら「競馬法違反」だと思うけど、むしろ、正当競馬解説者のほうがこんな「オカルト理論」を平気に言ってのけるね。
ただ、実際問題、連勝連勝でクラスが上がったら、自分の首を絞めるのと同然だから、連勝馬ほど危険という道理は成り立つ。現実に、日々の結果がその通りだし。
まあ、実際問題、サラブレッドが1回走って疲労や消耗をするかといえば、私個人は全くそんなことはないと思っています。
勝ったり負けたりするのは、動物生理学ではなくて、賞金を分けあっているという「ギャンブル理論」「サークル内の経済原則論」で読み解くものだと思いますね。その意味で、競馬は理数系で割り切れる問題でなくて、社会学だと思います。

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  • 降龍十八章さん

    ペリ夫さん、ありがとうございます。
    スロットやパチンコの連荘は、プログラムによりつくられる「偏り」ですから、競馬も人間が作っているはずですね。

    2014/08/30 10:20 ブロック

  • ぺリ夫さん

    競馬にも「流れ」があるならば荒れるレースも偶然じゃなく必然ってことですね。

    2014/08/30 07:46 ブロック

  • ぺリ夫さんがいいね!と言っています。

    2014/08/29 15:43 ブロック