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2014/09/01 17:31
馬券の歴史(1)
私自身の「初陣」はCBとともに散った。1番人気で「10着」。4コーナー殿付近をうろうろ。大川アナの「こっからが斬れるぞぉ〜!」の掛け声もむなしく、CBは馬群にすら入れず死んだ。大川アナが「カツラギエースが勝ちましたぁ〜」という涙声が響いた。きっと、カツラギなんて買っていなかったんでしょうね。(笑)
今思えば、タブーの「1番1人気の1番、1枠」でした。しかも15頭立ての1番という単枠指定状態。当時、全く素人だった私も参考ビデオを見て、なんだ毎日王冠で負けたカツラギエースとでこんなにオッズに違いがあるのか?・・・と不思議に思った記憶がある。
ここが、競馬の恐ろしいところで、「競馬はタイムではない」という偽りの常識のが、まことしやかに流布しているせいなのだ。
レースは、人気を背負ったCB・ルドルフが後方・好位で敵軍の注意をひきつけ、ノーマークの切り札・カツラギ「エース」が日本軍の悲願を成し遂げた。競馬をちょっとでも勉強すれば、この程度のシナリオは読めるだろうが、当時はまったく思いもしなかった。
ただ、有名なハイセイコーの例を知っていたから、ちらっと嫌な予感がしたのも事実。
結局、この危険な人気馬を信用するという行為が、ギャンブルでは一番のタブーなんだなぁ〜。