競馬は枠順を通じての対話

レースビデオを研究している人にはショックだろうが、一万回見ても馬券的中の上達はないと思う。私は調教ビデオすらいっさい見ない。意味がないから。
あんな散歩程度の周回がいったい馬の能力向上にどう結び付くというのか？
せいぜい、騎手の合図に答える反応の「調教」にしかならないだろう。つまり、調教は調教であって、陸上選手の「トレーニング」とは違うのだ。
したがって、花形や星のような特訓を積んでいるサラブレッドなんていないし、実際は日が暗い馬房でマキバオーのように暇を持て余しているんだよ。
きっと、馬の胃潰瘍ってのも、そんなストレスからくるのであって、けっしてハードトレーニングのせいではないんだよ。
それによりも競馬新聞やレープロを捨てずに、１００回も２００回も見てほしい。
たとえば今日の結果・・・
新潟９Ｒは両津湾特別。この両国国技館を連想させるレースの勝馬は１２番人気のメイショウオオゼキ。大関？！
ふと横の３番を見るとモリトリュウコ＝龍虎！
暴れん坊将軍に出ていましたね。実際には小結までだったけどね。
競馬は機械的な暗号だけじゃないんだよ。
みんな視野を広げて、正しい方向で研究してほしいね。
もう一つ例を挙げるなら、昨日の小倉９Ｒ八幡特別。
八幡（やはた）といえば八幡様（はちまん）。どちらの読みが「歴史的にサキ」なのか不明だけど、まあ神社のことよ。おそらくは九州にあった倭国の古い神様なんだろう。ちなみに「九州」という不思議な地名は「天子が治める領土」という意味なんだ。倭国の皇帝は大宰府にいたんだ。
さて、このレースも結果をみると面白い。
１３番　１着　２人気　　「境」　直行厩舎
１５番　３着　１２人気　中「内」田厩舎
これって「境内（けいだい）」だべ。