今年のローズＳを見間違うな

一見ローズＳは日曜の４回阪神４日目に行われるから、昨年と同じだと思われる。
しかし、よぉ〜く考えてみよう。最近は９月の祝日利用で４回阪神・中山ともに「９日間の変則開催」であった。だから、昨年も翌日の月曜（祝日）には５日目が控えていた。
つまり、その立脚する位置は、今年と異なるのだ。
今年は、その原則が崩れての「８日間開催」。その点だけで、大いに番組的解析は異なると思うのだ。くれぐれも昨年の「戦歴」がこうだから、ああだから、今年はこうなる・・・みたいな考えは持たない方がよいだろう。
整理して振り返ってみると、Ｈ２４年より９月の札幌開催が前倒しになり、秋は２場開催となったのだが、そのドサクサに紛れて、なぜか４回中山・阪神は「９日間の変則開催」となった。
ちなみに、Ｈ２３年以前は、まだ札幌もあったので、全体で８日間開催ではあるもの、祝日週は、３場変則開催＝阪神は日曜・月曜。札幌は土曜・月曜などという振り分け変則開催だった（これはＨ１６年に始まった）。
Ｈ２０年も祝日利用はあったが、暦の関係で前週の初日・２日にかかっていた（京成杯・セントウル）
今年は通常の正規型８日間開催に１１年ぶりに戻ったとはいえ、あくまでも中山→新潟代替え開催という「変則」開催なのだ。また札幌を含めた３場開催でもない。
以上の影響は、単にセントライト記念だけでなく、ローズＳを取り巻く番組表上の磁場空間にも多大な影響を与えるものだろうと考察する。
もっとも、具体的にどんな戦歴を重視するかは、各自の「実力」がものをいうだろう。私にはまだそこまでの知識も知恵もないが・・・。