第３４回ジャパンカップ〜基本事項確認

番組表が変われば、「要求される戦歴」は変わる。当然のことだな・・・
良いこのための馬券講座。
まずは、基本事項から。砂上の楼閣で的中馬券はありませんよ。
今年はおそらく初めての９日目開催。でしょ？
また「ロンジン」賞として初めて。ちなみにレーティングはロンジン・ワールドカップ・ランキングのことだね。
それだけではない。
京阪杯が土曜から日曜最終・京都１２Ｒに移行したことで、ジャパンカップは初のＷＩＮ５・４戦目に！
つまり昨年は東京が３Ｒ・京都が２Ｒだったのに、今年は逆になった。
祝日利用の９日開催。かつてインフルエンザ騒動とかで番組表パンデミックになったこともあったが、その時はどうだったか？
平成１９年＝２００７年。中止分を補てんするために、第５回東京開催には９日目が追加された。しかし！
その９日目はなんと２３日（祝日）の金曜日に実施されたのだ！
そして２日後のジャパンカップ当日日曜は８日目。こんな「詭弁」がまかり通るのが競馬番組の世界なのだ。そして、いわゆる競馬マスコミからいっさいの「疑問」が提示されない。なんという情報操作。そして、ほとんどのネット競馬利用に代表される「良い子」ちゃんぶりではないか！
さて、今年、第５回東京が９日間になったのは、代替の９月新潟が８日間にされたからだ・・・と感がるのがふつうだが、しかし！
来年の第５回東京も実は９日間開催なのだ。
またジャパンカップが１１Ｒになったのはいつからか？
発足当初は第９Ｒ固定という有馬記念やダービーのような「特異点」であった。フルゲートもなぜか１５頭だったね。
第４回グレード制発足年からは第１０Ｒ固定。
これが第１１Ｒ＝最終レース化したのは、２年前の平成２４年（２０１２年）からでした。
３時４０分発走。これが異例の東京最終レース終了時間。京都メインの貴船Ｓは３時１５分発走だった。
そして、昨年。最終１１Ｒは同様だが、発走時刻は３時５５分となった。京都メイン・醍醐Ｓは３時３０分。
これら、２年連続の変更がジェンティルドンナの２連覇の一因になったことは十分に推測できる。
そして、今年から京都メイン＝京阪杯を最終１２Ｒにもってきた。これは来年の日程でも継続する。
ある理由から、ジェンティルドンナは２着だろう・・・と思っている。それと５枠がもう一つの２着候補。
なお１着は当然、あの馬の「枠」しかないだろう。
ただ、地方とちがって枠単がないのだ。