競輪
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2014/12/14 17:03
第６６回阪神ジュベナイルＦ〜結果分析
第６６回という注目のターニングポイント。
では、閉幕戦の第６５回はどうだったか？
レッドレイヴェールは、珍しい夏競馬第１週初日の新馬勝ち。しかも５頭立て。さらに、注目は「阪神外回り１６００ｍの新馬戦」だったこと。
これがいかに「異様な」戦歴かは、今年の出走メンバーに「阪神マイル歴」のある馬が１頭もいない事実からもわかるだろう。
さらにレッドは「代替えの札幌２歳Ｓ」１着馬。
ハープスターともども、今回のメンバーが来年のクラシックで活躍するというシナリオはないだろう・・・という類推は容易にできる。
よって、今回は昨年とは全く違う戦歴になるはずで、実際、そのようなメンバーばかりだったようだ。
また大事な要素としては、今年は９月の「中山開催」がなかった。ならば、代替えの３回新潟がポイントだが、これも今回のメンバーで「３回新潟」経由の馬は一頭もいないではないか！
前哨戦の２歳重賞がことごとく超人気薄がくるという、万馬券決着は、やはり今年は異様な戦歴使用であったのだろう。
よって、アルテミスやファンタジーの１着馬が今日のレースで１着にはなるはずがない。
だが、かといって１枠のような「九州産限定レースの連勝馬」の枠や
４枠のような「ダート戦歴のみ」の枠は買えないだろう。
結局、残るは２・６・８枠ぐらいしかなかったのだが・・・
勝ったのは８枠で、１６番ショウナンアデラは、「左回り」しか走っていないのだから、コース適性なんて意味がないことを立証したわけだが、ポイントはなんだったろうか？
８枠は「からまつ賞」と歴史の浅い「秋明菊賞」の１着馬同居枠。
おそらく来年も「からまつ賞」勝馬が勝つ・・・なんてことはないだろうが、おそらく８枠だけが「来てはいけない」戦歴を持っていなかった＝すねに傷を持つ戦歴ではなかったということなのだろう。
新馬戦（混合・［指定］・距離マイル）２着というアデラの戦歴は、昨年のレッドとは正反対の戦歴である。
また、地方馬用の優先出走権であるファンタジー・アルテミス１・２着の４頭のうち、実に３頭が１・２・３着枠にいたという事実。
ドラフトだろうが、公開抽選だろうが、枠順がデタラメに作られることはない。
- ハープスター
- ショウナンアデラ
