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2011/01/12 12:50
匿名希望3
◇アフタ性口内炎
アフタ性口内炎とは、
口内炎の中でも、最も多くみられる口内炎です。
単純に、アフタとも呼ばれています。
アフタ性口内炎の症状は、口の中に、円形や楕円形の潰瘍ができます。
潰瘍の表面は、白色や黄色がかった白色をしており、周囲は赤くなっています。潰瘍の中央は少しくぼみ、クレーターのような形をしています。
口の中であれば、頬の内側、舌、歯ぐきなど、どこにでもでき、一度に1個?数個の潰瘍が現れ、痛みを伴います。
1週間?2週間ほどで治りますが、定期的に繰り返すことを、
再発性アフタ性口内炎といいます。
☆アフタ性口内炎ができる原因は、口の中に傷を作ってしまったり、●ストレスや●疲労によって、体力が低下したり、●栄養不足、他の疾患が原因であったりと さまざまです。
体力低下に伴い、雑菌がたくさんいる口腔内の免疫力も低下することで、炎症を起こします。
また、ビタミンB群やビタミンC が不足していると、口内炎になりやすく、ビタミン剤やサプリメントを摂取することは、予防に有効とされています。
アフタ性口内炎とベーチェット病による口内炎の症状や見た目はほぼ同じであり、自分で判断することはできません。
口内炎を繰り返し起こす場合などは、注意が必要です。
アフタ性口内炎にならないためにも、予防は大切です。口の中を清潔に保ち、傷をつけないように注意しましょう。入れ歯や矯正器具が口腔内粘膜に接触するなどの場合は、行きつけの歯科に相談し、改善してもらいます。
ストレスや疲れをためないように、また、夜更かしなどは避け、規則正しい生活を心がけ、栄養バランスの取れた食事を摂るようにしましょう。
◇ヘルペス性口内炎
ヘルペス性口内炎とは、
ウィルス性口内炎の一種です。
単純ヘルペスウィルスが感染することで、口の中に炎症を起こします。
生後6ヶ月以降の乳幼児に多く発症し、口や唇、皮膚などに口唇ヘルペスと呼ばれる潰瘍が1個?数個まとまって現れます。
単純ヘルペスウィルスは、ウィルスを持つ人が洗顔や歯磨き後に使うタオルや唾液に触れることで、感染が起こるといわれています。
ヘルペスウィルスを持っているお母さんが、子供にキスをして、うつしてしまう場合もあります。
単純ヘルペスウィルスに感染すると、2日?12日ほどの潜伏期間を経て発症します。
ヘルペス性口内炎が発症すると、歯ぐきの炎症や口の中の痛み、発 熱、頚部リンパ節が腫れるなどの症状が現れます。
口の中に水泡ができ、それが破裂すると、潰瘍となります。
乳幼児がヘルペス性口内炎になると、口内炎ができる前に、口の中がチクチクと痛むので、不快感を訴え泣きますが、症状が見えないため、親は病気に気がつかない場合もあります。
口内炎は、小さなものがたくさんでき、ひどく痛みます。口の中が痛いために、よだれが増え、食事や水分を受け付けないことがあります。
ヘルペス性口内炎の治療は、主に対処療法になります。
高熱には解熱剤、口の中の痛みをとるために、痛み止めの薬を使用します。発熱は 4?5日で落ち 着きますが、口内炎は治るまで、1週間?10日ほどかかります。
発熱や口内炎での口の痛みによって、食事や水分を受け付けず、脱水症状になる可能性がありますので、注意が必要です。
●口の中を刺激しない食べ物を選んで、こまめに水分を摂るように気をつけます。
ヘルペス性口内炎は、乳幼児に多い病気ですが、成人になってから起こすこともあります。その場合、乳幼児の時に発症するよりも重症な場合が多く、注意が必要です。