久々の他力本願データ

アメリカジョッキークラブカップ(G?)
4歳以上オープン 2200m芝


1番人気はここ10年で2連対しか果たしていませんが、
連対馬20頭のうち17頭は5番人気以下ですから、あまり大きな穴を狙うのも考え物です。
1番人気で連対した2頭はいずれも1倍台の圧倒的な人気でした。
1番人気が2倍以上であれば消せるというのもひとつの大きな目安かもしれませんが、別定のG?戦ですので、基本的には人気馬が堅実に走っています。
ただ、ここ3年を見ていると人気薄が1頭は馬券に絡むことも増えていますので、2?3番人気の馬を軸に決めて、あとは手広く流すことも大切かもしれません。
先週の競馬を見ていても、かなりのスローにならない限り差し馬が台頭していますので、重賞で実績を持っている馬でない限り逃げ馬は馬券から外すべきでしょう。
前走の成績はあまり大切ではありません。
特にここ5年は連対馬の半分は前走6着以下からの巻き返しがありました。
G?や別定G?で連対実績がある馬はあまり近走の成績にこだわらないほうがいいでしょう。
前走が金杯だった馬の中では、3番人気以内に推されると【3.1.2.3】と好走しています。

中山2200mは、この条件でしか走らない馬が穴を開けるケースが多いです。
是非とも各馬のこれまでの成績を全てチェックしてください。
また、東京の2400m?2500mで結果を残している馬が好走することでも知られています。

馬場が荒れていることもあって、内枠はかなり不利です。ここ6年は1?2枠に入った馬は一頭も連対していませんので、内枠に入っただけで消してもらっても構いません。

年齢別では、
4歳馬が【1.4.1.13】、
5歳馬が【3.3.2.17】、
6歳馬が【2.0.4.29】なんですが、
7歳馬が【4.1.2.21】と大活躍しています。
特に最近3年の1?3着馬は全て6歳以上の高齢馬です。
これは無視できないデータですよ。




☆1月23日(日) 京都11R 平安S(G?)

1番人気は【0.3.2.5】で全く勝ちきれず、
2番人気も【0.1.2.7】という大不振になっています。

過去10年で、馬単が2000円以下の配当だったことは全くなく、荒れるのが当たり前の重賞と言えそうです。
逆に6?9番人気の馬が7連対を果たしていて、いかにそういった馬を見つけるのかが大きなポイントになってきそうです。
過去10年のうち7回は6番人気以下の馬が連対しているわけですからね。

連対した20頭のうち、12頭は4コーナーを5番手以内で回っていて、8番手以下で回ってきた馬が連対したケースは数えるほどしかありません。
京都のダート1800mは流れがある程度落ち着きますので、前残りを狙うのが鉄則と言えます。

前走3着以内だった馬が14連対で、
最近6年の連対馬12頭のうち11頭は前走3着以内でした。
とは言え、前走が準オープンを勝ってここに挑んでくる馬も好走していますので、あまりクラス実績は考えなくてもよさそうです。
前走が10着以下だった馬は【0.1.0.21】ですから、前走が大敗だった馬の巻き返しは期待薄です。

ある程度順調に使われている馬が有力で、前走から2ヶ月以上開いている馬は、たとえダートでの実績が あったとしても過信するわけにはいきません。
20頭の連対馬のうち14頭は中3週?中8週で使われており、
それ以上の休養明けは【1.1.1.16】という成績です。
前走ベテルギウスS組が好走することも多いんですが、
そこで4着以下に敗れていた馬は【1.0.0.11】ですので、3着以内に入っていた馬だけをチェックしてください。
前走が1700m以下だった馬は全く馬券に絡んでいませんので、そこで好走していてもここでは無視してもらっても構いません。

枠順でもはっきりと優劣が決まっていて、
7枠は【0.0.2.18】で、
8枠は【1.0.0.19】ですから圧倒的に内枠?中枠が有利ですね。
特に8枠は5番人気以内に推されても【0.0.0.7】という体たらくです。
当然内枠に入った先行馬から狙うのがベストでしょう。

血統をチェックすると、クロフネやフジキセキ産駒が安定した成績を残していますが、
このところはシンボリクリスエス産駒が急激に複勝率を上げるようになってきました。
先行すれば渋太さを持っているからなのですが、
今年も軸に出来そうな馬が出走してきますよ。