62件のひとこと日記があります。
2014/06/01 20:51
14 日本ダービー 回顧
終わってみれば極めて順調な結果だった。
皐月賞の回顧でも触れたが、単純に皐月賞のレースぶりとハーツクライ産駒ということで、この馬が頂点に一番近かったのかもしれない。それに加えて今の府中での勝ちへの近道、先行策。
戦前、母父タイキシャトルを不安視していたが今年に限っては有力馬は一長一短の血統構成ばかりでそれも杞憂に終わった。
サンデーサイレンス直仔全盛時代のダービーでは、当然父が同じである以上、その分母系にかかる比重が大きく、母父タイキシャトルのような少し軽めの血統では勝てなかったように思うが、ディープインパクトをはじめサンデーサイレンスから一代経てより軽くなってしまった種牡馬がG1を勝ちまくる時代、もう重厚さは必要ないのかもしれない。
多少ひねってトーセンスターダム◎としたが、正直、大きく負けた皐月賞を除いてそれまでの3連勝の内容をみても現状では力が一枚落ちるとは思っていた。
それでも皐月賞とは雲泥の差のパドックでの馬体と血統に期待を込めて本命にしたが、まさかの番手での競馬、さらに逃げたエキマエが4角を待たずに故障?してしまい、早々と先頭に立たされてしまった時点で万事休す。その時点で負けを覚悟した。
番手の競馬をしてる時点では叔父のトーセンジョーダンを彷彿とさせたが、先頭に立たされた時点で昨年のオークスでの武豊クロフネサプライズが脳裏をよぎってしまった(笑)
だいたいがあれだけG1を勝っている武豊でもG1での逃げ切り勝ちはただの一度もないですからね。
最後ラチに激突して急失速の最下位も、もしまともに走っていても掲示板のちょっと下くらいの着順だったでしょうね。
それよりもパトロールビデオを見て分かったのですが、ラチってあんなに細かく分割されていてグネグネ衝撃を吸収するように出来てるんですね〜。長いこと競馬見てるけど初めてその仕組みを知ったように思います。普通、激突して破壊されることが多いですしね。おそらくあの作りは最後の直線だけなのかもしれませんね。
イスラボニータはさすがのというか、やっぱりというか、2着でした。どんな条件でも力を発揮できるタイプの馬で能力が高く府中は得意だけどフジキセキ産駒で母母父クラフティプロスペクターの分、若干スタミナが足りずの2着健闘といった感じ。
3着マイネルフロストは……。実はSS系×母父グラスワンダーの血統構成に同じ府中の2400mを鮮やかに制したメイショウマンボを重ね合わせ、気になる一頭ではあったのにそこまで手が回らず買えませんでした。馬体もなかなか良かったのにちょっと痛恨。
皐月賞後にも触れたように、やはりトゥザワールドは府中ではこんなもの。ダービーで単390円て…(-.-;)
レッドリヴェールは世間が買い被りすぎ。牡馬の成長によってもうすでに力関係は変わっている。しかも馬体減どおりのあの馬体。想像通りの結末。
メイショウサムソン、ウオッカ、ディープスカイ、キズナ…ダービーでは個人的に結構な確率で勝ち馬を本命にできてきて、今年も母父がタイキシャトルでさえなければ(笑)ワンアンドオンリーが本命だったのだが…。
もうひとつ。
高確率馬番が公開を始めた途端に3回連続で馬券に絡まなくなった。データを見つけた途端崩れたりするのは競馬にありがちなことだが…。過去の確率を考えると、その確率は10枚のカードから絶対に引きたくないババを3回連続で引いた気分だ。