オークスはどの馬も未経験の距離だからスロ

オークスはどの馬も未経験の距離だからスローになるというのはよく言われる。今年も前半はそれほど速くなかった。しかしラスト１０００から１１．９というギリギリが多いが全て１１秒台のラップを刻んだのは牝馬には向かない持続力勝負。長距離適性が求められるレースになった。ルージュバックは前走の揉まれての大敗から今日の外枠。リズムを重視したが及ばず。一番人気だからしょうがないが一番人気らしい全てを潰す横綱相撲の競馬になったのが苦しかった。しかし内をすくわれた負けではないので仕方ない、完敗。クルミナルはさすがマーク屋池添。いかにもディープ産駒らしい戦績は秋の京都で期待。ミッキークイーンはデビューから振り返ったら確かに強かった。池江厩舎の牝馬というだけで評価を落としすぎたのが８割。あとは早・遅仕掛けが絶えないと思ってる浜中が２割。距離適性の差がはっきり出て直線馬群に詰まることがないオークスで騎手どうこうと言うのは間違いだった。