ダノンシャークはいつぞや岩田がイン突きを

ダノンシャークはいつぞや岩田がイン突きをしたエーシンフォワードを思い出す好騎乗。ＶＴＲみたらダノンシャークより内側の馬が前後にはっきり分かれたおかげで真ん中の内側を労せず走れていた。直線も結構狭いスペースよく抜けてこれた。パトロールみたらミッキーアイルが沈まなかったら場所無かったようにみえた。ペースが速くなった京都のお手本のような乗り方。ただそれを緑帽でやってのけるのはたいしたもんだ。フィエロはほんと運が無かった。同厩舎のトーセンラーとの兼ね合いか前走よりは前の競馬。ただ京都得意のディープ産駒はスピード持続力で押し切るパターン多いだけに今回は理想的に抜け出してこれた。キャリアが浅い馬だけにまだまだこれからに期待。グランデッツァは怖い存在だったが体重見てないなと思った。結果的に走れる状態だったからまあ上位に来る。トーセンラーはこの枠でうまく乗れたんだが展開が去年と違ったのが敗因。レースラップがハイペースでラスト１ハロンが失速して１２．０。ペースが多少遅くなり京都のいつもの４ハロン勝負になったら去年のような末脚一閃になる状況だけに無念。ミッキーアイルはどうも作戦通りの固まった競馬をしてるような気がする。今日のペースであの積極性は持つわけが無い。これからも馬券的には悩ませる馬になりそう。ワールドエースは出遅れからの手綱押しての先団取り付きからのポジション下げていいとこなし。事前に今日は先行で決まってたんだろうなあ。やることが全て今日の展開では裏目、それでも勝敗決まった後でもじりじり伸びているだけにまた重賞を勝つことはあるだろう。今日はとにかく流石岩田、みんなが期待しているイン突きを見事やってのけたのは素晴らしい。ただ好不調の波が激しい騎手なのが欠点。調子悪いときは本当にひどいのが治らないかなあ。まあみてて面白いジョッキーではある