これが競馬。

マカヒキかぁ！
いやあ、競馬ってスゴイ！

今日は4人でオンライン競馬観戦会(=馬友出資馬のスティクス応援会)。
馬券のほうは全体を通してまずまずだったが、今日書きたいのはそれではない。


京都大賞典。個人的には狙い馬がうまく絞れず、モズベッロとヒュミドールの単勝とワイド1点だけ軽く買っての参戦。いや、そんな馬券のことはどうでもよくて。コースを1周回って迎えた直線。ここから熱いドラマが待っていた。

まずキセキが先頭に立った時点で「キセキ、行け！がんばれ！」だ。自分の馬券の当たる見込みがなくなったら、あとはできるだけいいものが見たい！という、競馬ファンあるある(笑)。キセキに4年ぶりの勝利を。キセキに奇跡を！という、誰でも思いつくフレーズとともに。

しかし、直線半ばでキセキはアリストテレスにかわされてしまう。ああ、また勝てないのか。これが現実、奇跡なんて…と思ったその矢先。見ている者の想像を、さらに超えてきた。4年ぶりも超えて5年ぶりの。最後の最後にマカヒキが！

「マカヒキ！！」

さすがに声が出た。
そういうことがあるのが、競馬。
そうだけど。それが競馬だけど。

感動した。これが競馬なんだ。

そして、それを忘れた頃に、また思い知らされる。
そのくり返しが競馬なのだ。


一緒に見ていた4人の中でも、マカヒキを買っている人はいなかった(^_^;。他の馬友からもレース直後に「マカヒキ、勝った！」というLINEが2通来たが、やっぱりマカヒキを買っていない。それでも、「マカヒキ、勝った！」と言いたくなる。

いいんだ、それで。

そんな競馬を、この秋も見られたら。

ではまた。