クロスクリーガーについて

ダート1800Ｍの新馬戦で圧勝し、話題になっているこの馬ですが、映像を見る限り確かにものすごい勝ちっぷりでした。
見た目だけならエルコンドルパサーやカジノドライヴ級でした。

では印象だけでなく内容的にはどうかというと、この馬非常に判断が難しいです。

まず勝ちレース全体のタイムと上がり3ハロンのタイムを見てみます。

レース　1：54：7
上がり 37.4

まあ普通ですね。

続いて比較してみます。
丁度同日に同条件の未勝利戦があります。


レース　1：52：9
上がり　37.1
（勝ち馬グレンガイル）

これを見ると、レース全体で1.8秒　上がり3Ｆで0.3秒
も劣っている事になります。

まず相手が弱くて大差になったのは間違いなさそうです。

ただ突き放したのは、ほぼ最後の200Ｍであり、先頭に立ってからのラスト1Ｆは12.0です！（流して）

残り1400〜1600の区間より0.5秒以上加速していますので
これは完全な余力残しであったことを示しています。

この馬今回は相手が弱くて先行しましたが、恐らく差し馬ですね。

強いのか弱いのかは現時点で結論づけられませんが、初戦の内容からしばらく人気になりそうですから楽しみながら見ていきたいと思います。