610件のひとこと日記があります。
2020/08/14 15:09
『「馬」が動かした日本史』
「馬」、「日本史」というワードだけで在来和種の馬の歴史本かと思っていたら全然違ってた(笑)。日本の歴史を語るうえで馬が欠かせない存在であることを紐解く本でした。
日本に存在しなかった馬が朝鮮半島から持ち込まれ、五世紀ごろ急速に各地に広がり、東アジアで有数の馬産国となる訳ですが、そこには日本が火山列島であり、地質や地形などが関係しているとのこと。他にも巨大な古墳群と馬との深い関わりや、武士政権誕生の背景にある馬産地との関係などなど。
地質や地形に関する話が多く、こうなるともはや「ブラタモリ」の世界(笑)。「馬」、「歴史」、さらに「ブラタモリ」好きなら間違いなく楽しめますね。
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はなじろうさん
冬の海さんありがとうございます。タモリさんの学者並みの知識はホント凄いですよね。地質などの話は難しいけど、暗渠と河岸段丘だけは覚えました(笑)。
そうそう、エンディングの食事風景はちょっと楽しみですよね。「ブラタモリ」も早く再開されるといいですね。 -
はなじろうさん
ますく555さんありがとうございます。長野、山梨、群馬などに朝廷直轄の広大な馬の牧場があり、そこから時を経て武田の最強の騎馬隊が誕生したとのことのようです。なぜそこに広大な牧場があったかというと地質や地形が関係するのですが話すと長くなるので止めときます(笑)。
馬を題材にした本なので若干こじつけ的な所もありますが(笑)、これはメチャクチャ勉強になりましたね。 -
冬の海さんがいいね!と言っています。
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冬の海さん
表紙みたら「これは!」と思っちゃいますね
『ブラタモリ』好きですけど、何が好きかというと、嬉しそうに興味を持ってブラブラしつつ正解を述べて「さすがですね」と褒められるタモさんを見ているのがただただ楽しいという^^; なので高低差とか地質とか鉄道とかへの興味はあまり無い冬でした。そうだ!ごくたまにエンドロールの写真に食事風景が無いと酷くガッカリもします。。。 -
ますく555さんがいいね!と言っています。
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ますく555さん
画像で本の帯に確認できますけど、武田信玄、つまり武田の騎馬隊っていえば、日本史中の「馬」というワードでいちばん思いつきやすいかもしれないです。ただ、たぶん、そういうトピックは氷山の一角として程度で、はなじろうさんの文中にあるように地質や地形の話にまで及ぶとその深度がまったく違ってくるのでしょうね。馬から日本史を見る、なんていうアイデアというか、視点に気付いたところがもう著者の勝利ですなあ。
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はなじろうさん
とらじろうさんありがとうございます。競馬を始めたころは「競馬」や「馬」に関する本なら手当たり次第買いまくってました。最近はだいぶ控えられるようになりましたが、今思うと中毒症状でしたね(笑)。
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とらじろうさん
訪問ありがとうございます
渋い趣味ですね・・・ -
はなじろうさん
とらじろうさんありがとうございます。他にも朝廷と蝦夷の三十八年戦争にも馬の存在が深く関わっているなど興味深い話が満載です。これはオススメですよ。
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とらじろうさんがいいね!と言っています。