610件のひとこと日記があります。
2024/01/20 21:50
祝・直木賞受賞『ともぐい』
『ともぐい』で河崎秋子さんが直木賞受賞!
私の「推し活」の甲斐もありました(笑)。
まさか2回目のノミネートで直木賞作家になってしまうとは驚きでした。『絞め殺しの樹』で初めてノミネートされたときも驚いたけど、こんなに早くも直木賞作家になるとは…。
河崎秋子、やはりおそろしい子だった(笑)。
実はまだ読んでる途中なんですが、物語の序盤から主人公の男が人間の目玉を「アレ」するシーンはかなりヤバい。結末は一体どうなっていることやら。
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はなじろうさん
ますく555さんありがとうございます。
馬事文化賞を受賞した『颶風の王』を読んで、これはただ者ではないなと買い続ける羽目になった次第なんです(笑)。
まあ全部がめちゃくちゃ面白いという訳ではないですが、基本的に北海道の歴史、文化、産業などを題材にした物語なので話が面白いうえに為になるんですよね。おすすめは『土に贖う』、『絞め殺しの樹』、『鯨の岬』かな。
ちなみに河崎秋子さんはクジラ以外の哺乳類は全て絞めることができるそうです(゚д゚lll)
そちらでは直木賞予想があるのが面白いですね。さすが直木賞作家を何人も輩出している北海道ならではなんでしょうね。 -
ますく555さんがいいね!と言っています。
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ますく555さん
もしかして、発刊された河崎作品すべてですか? それも全部単行本じゃないですか!
直木賞受賞作は、発表段階であらたな「熊文学」の金字塔なんて言われていましたよね。地元・北海道新聞の直木賞予想では河崎秋子さんは3番手評価だったんですけど、持ち上げ過ぎないことでのゲン担ぎ的な配慮を感じていました。北海道新聞デビューの作家でしたし。
僕は文庫本で『颶風の王』を読みました。たしか、はなじろうさんが高評価されていたのではなかったでしょうか。その影響だったと思います。で、三つの時代を移り変わっていくなかで、文体も変えているわけですけども、とくに古い時代を描くときの文体に切れ味(それも「ナタの切れ味」みたいな)を感じた覚えがあります。僕もそのうちまた河崎作品を手に取ろうと思いながら、直木賞受賞のほうが早かったです。