競輪
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2018/05/15 23:57
第79回優駿牝馬 ロードカナロア産駒のアーモンドアイがオークスを好走できるか。
血統的背景については専門な方にお任せするとして、前走のパフォーマンスが如何にズバ抜けているか。また、その前走結果から東京2400の距離不安を払拭できるかについて語りたい。
その前走は素材の違いを見せつけた勝ち方でした。
上り3Ｆが33.2ですから、自信の前半1000ｍ通過が59.9秒。
ちょっと分かり難い方のためにハロン平均を出すと11.98−11.07。
つまりこの馬の場合、明らかな後傾型と考えても良いわけです。
そこで一つの仮説が生まれます。仮に距離が伸びても長い直線でピタッと止まるまではいかないのでは。
では、過去10年オークスの平均ラップをご覧頂きたい。
35.7−37.3−37.7−35.2（3Ｆ−3Ｆ−3Ｆ−3Ｆ）
ハロン平均だと11.90−12.45−12.57−11.72。
序盤は前が飛ばして、道中は緩み、前がバテてくる3ブロック目で後続が差を詰めて、直線に入ってからの勝負になりやすい。
直線勝負になりやすい理由としては、�‖召瞭欝�離コースよりラップ変化量が多い。�▲�ークスに限っていえることは、全馬距離不安がある中で仕掛けが遅れがち。
そうなると、極端に後ろからの競馬だと押し上げで脚を使い差し届かない。前過ぎてもスタミナ面で不安。
ポジショニングの自在性が優位な馬や、実力がしっかり証明された馬が当レースを制することになるわけです。
アーモンドアイの不安な点は2つ。
一つは、状態やメンタルがどーかといったところ。この馬の場合、間隔が詰まるとどーしても良くないわけで、つまり過程が大切。
2つ目は、どーしてもスタートで勢いつけて中団で待機するという競馬が難しい為、本レースの傾向からでも後方待機の戦術となりそうな点。向こう正面から動いていくという賭けを打って出る可能性は否定できませんが、かなりギャンブルですし現実的に考えると直線まで後方待機というのがベストの選択なように思えます。
まあ結局のところ、血統的ファクタだけで切る事はできないし、差し馬が脚を出しきるコース形態でもないし本走の本質がそういうレースであることから差し損ねの可能性も考慮しなければいけないレースということです。
ただまぁ、基本この馬に勝てるのは極々限られているように思います。
まだ火曜日ですし、ゆっくり考えますか♪
- アーモンドアイ
