血闘ｺﾗﾑ◆NHKﾏｲﾙC◆

◇ﾓﾝｽﾄｰﾙの母母ｲｿﾉﾙｰﾌﾞﾙはｵｰｸｽの勝ち馬で、自身はｱﾄﾞﾏｲﾔﾏｯｸｽ×ﾃﾞﾋｱだからﾅｽｷﾛの斬れとTom Fool的な機動力がうまくマッチしてる。
ｼﾞｬｽﾀｳｪｲを負かした新潟2歳Sは見事の一言で、新潟に似た東京ﾏｲﾙなら上位を狙えないだろうか。
その後はサッパリだが調教を見る限りでは好調そのもの。
人気程下位には見ていない…と言うのが私の見解。

◇ﾌﾞﾗｲﾄﾗｲﾝはﾌｼﾞｷｾｷ×ｷﾝｸﾞｵﾌﾞｷﾝｸﾞｽで、ｻﾄﾞﾗｰやｱﾘﾀﾞｰが入るからﾅｽｷﾛのキレと言うより力馬っぽいイメージ。
末脚は確かなのでﾊｲﾍﾟｰｽなら出番有り。

◇ﾚｵｱｸﾃｨﾌﾞとｾｲｸﾚｯﾄﾚｰｳﾞはｱﾄﾞﾏｲﾔﾑｰﾝ産駒で、お互い母系にパワー型を持つ。
ｱﾄﾞﾏｲﾔﾑｰﾝは自身がライトなｱﾒﾘｶﾝ血統で固められてるので、母方に重い血を持ってくると成功しやすいのかも。
どちらも重賞で好勝負してるので、東京ｺｰｽに替わるしここでも良い勝負になる。

◇ｼﾞｬｽﾀｳｪｲはﾊｰﾂｸﾗｲ×Wild Againでｽｶｲﾉﾀﾞﾝの下。父がﾊｰﾂｸﾗｲに変わった分距離が伸びた方が良いし、きさらぎ賞やｱｰﾘﾝﾄﾝCを見ても末脚がずば抜けてるので、まとめて交わせるとしたらこの馬。

▽ﾏｳﾝﾄｼｬｽﾀはﾃﾞｨｰﾌﾟ×ﾌﾚﾝﾁでﾎﾞﾚｱｽの全弟。毎日杯でﾋｽﾄﾘｶﾙに肉薄したが馬場が緩かった事もあるし、母父ﾌﾚﾝﾁはやっぱり芝牡馬G1では重い印は打ちづらい。

▽ｶﾚﾝﾌﾞﾗｯｸﾋﾙはﾀﾞｲﾜﾒｼﾞｬｰ×GrindstoneだからStorm Catの軽快なスピードを受け継いでるが、東京ﾏｲﾙだと押し切れる程のパワーまで持ち合わせて無いと思うので、外からまとめて交わされても仕方無いかも。

▽ｵﾘｰﾋﾞﾝもﾀﾞｲﾜﾒｼﾞｬｰ産駒だがこちらはHyperionの粘りで渋く堅実。でも母系がVaguely Nobleだから勝負所で物足りない所もある。