339件のひとこと日記があります。
2012/04/25 01:00
親は子供に『善と悪』の、けじめをキチンと教える。
十数年も前から、家庭や学校で自分の存在を十分に認めてもらえないような時…、
自分より弱い者を、いじめて自分の不満を発散させようとする行動が現れてきています。
親は子供に善悪のけじめをはっきりと教え…、
「いじめは絶対にやってはいけない事だ」
「弱い者をいじめるような子供をお父さん(お母さん)は軽蔑する」
と、普段から、はっきりと言っておかなくてはならないと思います。
教育者であり哲学者であった森信三先生が…、
子供の躾について、一つのパターンを示しておられます。
まず一番目は朝、親に「おはようございます」と挨拶させ…、
親の言った事には必ず「はい」と返事させる事。
二番目は、自分が脱いだ履き物を必ず揃えさせる事。
そして三番目に、立ったら必ず椅子を机の下に納めて、出しっぱなしにしない事。
この3つをキチンと、身に付けさせる事が人間を育てる基本だと言うのです。
まず、返事をしろ。
動くのは、後からでもいい、親から呼ばれた時にすぐに「はい」
と、返事をする事が「我」を捨てる修行だと森信三先生が言われています。
又、自分が脱いだ履き物をキチンと揃える事。
腰かけた椅子を元の位置に納めると言った事は、まさに人間の所作の基本です。
この基本を身に付けさせる事が、人間を育てる最初の入り口だと思うのです。
あたり前で簡単な事ですが、皆さん方のお家ではどうでしょうか?
けっして子供だけの問題じゃありませんよ。
合掌。