339件のひとこと日記があります。
2012/06/29 07:13
いたずらに他に振り回されず、あくまでも自分が主体性を持つ。失敗を認めて成長する。
随所に、主と作(な)れば、立処(りっしょ)皆(みな)真(しん)なり』
と言う『臨済録(りんざいろく)』の有名な言葉は、
いたずらに他に振り回されず、あくまでも自分が、
主体性を持って行動すれば、自分のいる所が、全て真実であると言う事なのです。
自分が主体性を持たずに、人の言うままに行動して失敗した時、
『自分の見方が違っていた』
『自分の考えが間違っていた』
とは、考えられず『彼があんな事を言ったから、こんな事になってしまった』
とか『自分は反対だったのに、皆がやろうと言うものだから』
と言うように、愚痴が口をついて出てしまいます。
しかし、失敗の原因は主体性を、持たずに人の言うまま行動した、
その事にあるのに、気付かなくてはならないのです。
よくありますね、自分の失敗を認めたくない為に、わざと誰かの精にするって事。
そう言う人は、その場は凌げても、人間としては、失格で誰にも信頼はされません。
失敗を認め、
反省してこそ、
人間として成長して行くのだと思います。
『失敗は成功のもと』と、上手く言ったものですね。
合掌。